えっ、パンジー&ビオラが切り花に!?個性派品種を手掛ける佐藤さんに聞く最新情報【趣味の園芸10月号こぼれ話・前編】
佐:もちろん、どの品種でもそのまま切り花としても生産できるわけではないと思います。アントワネットとエッグタルトはできるようです。プラグ苗を託す生産者さんは、切り花パンジーの生産技術の高さで有名な方。やっぱりその道のプロの技術はすごい。特にローブ・ドゥ・アントワネットは花も大きいですし、それを30~40cmも花茎を伸ばして育てていくなんて驚きですよね。 切り花を買って飾ることはあるけど、苗を買って育てることはない。そういう方も多くいらっしゃると思います。これを機に、より多くの方に「パンジー、ビオラって今こんな風になってるの!?」と驚いてもらいたいです。 編:育てることにも興味を持ってもらえたら、さらにうれしいですね。冬に花屋さんで探してみます! 佐:ぜひぜひ。じつは、今年はもう一つ、新しいことに挑戦しています。 ◆後編に続きます!9月28日公開予定 佐藤 勲(さとう・いさお) 群馬県でパンジー、ビオラやニチニチソウなど、花壇苗の生産・育種を行う。苗の品質に強いこだわりをもち、生産技術の高さに定評がある。オリジナル品種には熱烈なファンも多数。 ●趣味の園芸テキストこぼれ話 『趣味の園芸』編集部によるテキストこぼれ話。最新号の特集や記事に関連して、誌面で紹介しきれなかった情報をウェブ限定でお届けします。