まだまだ紹介したりない!おすすめ原種シクラメンベスト!【趣味の園芸12月号こぼれ話・前編】
久:10位はミラビレ。夏は乾燥、冬は多湿のトルコ南西部の標高150~1150mに分布。花は秋咲き、濃いピンクで濃赤色の斑点を持ちます。C.キリキウム、インタミナツムに近縁で、本種の若葉に赤い線が出る、これがミラビレ(不思議)の由来です。
編:どれもかわいくて手に入れたくなりました! 久:ポピュラーなC.ヘデリフォリウムやC.コウムよりは流通量は少ないですが、ネットショップで手に入ります。実際に株を見ながら選べる展示会もおすすめです。 後編では、原種シクラメンの楽しみ方応用編をご紹介。お楽しみに!<11月28日公開予定> 久山 敦(くやま・あつし) ナチュラリスト 大学卒業後英国王立キュー植物園に留学。1982年から淡路ファームパークの設計、管理。大阪市の植物園「咲くやこの花館」では2007年から15年間館長を務めた。世界の植物を求めて52か国を訪問。昨年4~6月は欧州19か国の花の巡礼へ。原種シクラメンが自生する姿も観察してきた。 ●ウェブだけで読める! 趣味の園芸テキストこぼれ話 『趣味の園芸』編集部によるテキストこぼれ話。最新号の特集や記事に関連して、誌面で紹介しきれなかった情報をウェブ限定でお届けします。