【谷根千ランチ】谷中散策で訪れたい行列ができる定食屋『谷中冨じ家』の名物「ぎんだら御膳」
●谷中(やなか)を散策がてら、魚屋が営業する『谷中冨じ家(ふじや)』の名物定食ランチはいかが?
散策が楽しい谷根千(やねせん)エリアの1つ、谷中は、懐かしさを感じる商店街をはじめ、見どころがたくさん。ランチやお茶ができる店も多く、訪れる人を楽しませてくれます。 定食屋『谷中冨じ家』の名物「ぎんだら御膳」の関連画像 その中でも行列ができる有名な店の1つが『谷中 冨じ家』。鮮魚店が営む定食屋の名物「ぎんだら御膳」をいただきました。
日暮里駅から店まで散歩しよう
ちょっと紛らわしいですが谷中の最寄り駅は谷中ではありません。地下鉄千駄木駅やJR日暮里駅からアクセスできます。JR日暮里駅から定食屋へ向かって歩いてみることにしました。 改札は、谷中側の西口改札を出てください。そして、振り返って日暮里駅の看板を見て。暮のくさかんむりが耳に、駅には足跡と尻尾が隠れていることに気付くでしょう。何の動物かお分かりでしょうか? 猫です。谷根千は猫が多い“猫の街”としても知られていますよ。
西口から真っすぐ歩いていくと、夕やけだんだんという有名な階段があります。立ち止まって谷中ぎんざの眺めを堪能するのもおすすめ。夕方に美しい夕焼けを望むことができます。階段を降りれば、谷中ぎんざという人気の商店街。さぁ、入っていきましょう。
満腹になっては定食が食べられないため食べ歩きの誘惑と戦いながら、魅力的な商店街を歩いて抜けていきます。歩いていると、猫の木彫り像があるのに気付きませんか。谷中ぎんざには“七福猫”という7匹の猫が隠れています。実際の猫には出会えませんでしたが、七福猫には出会うことができました。 谷中ぎんざを抜けてよみせ通りに入ればすぐ『冨じ家』が見えてきます。
いざ行列の定食屋『冨じ家』へ!
緑ののれんと看板が目印。オープン10分前に到着しましたが、平日でも既に10人ほど並んでいました。オープンと同時にあっと言う間に席が埋まっていきます。はじめのグループで並ばなければ食べ終わりを何十分も待つことになったでしょう。
名物「ぎんだら御膳」を頼んで待っていると、くるみと小魚に白ごまがたっぷりかけられた佃煮が出てきました。くるみや小魚の歯ごたえの良さに佃煮の旨味がぎゅっと詰まった味。お茶を飲みつつパクパク食べていると、ついに定食がやってきました。