ソニー×ホンダのEV「アフィーラ」が米国で予約開始。じっくり見てみよう
もっとわかりやすい地図アプリを
どどんと座席前に広がる横長の巨大スクリーンが今まで見たことのない地図アプリとしてナビゲートしてくれます。見やすくてなおかつ直感的なナビとして運転をアシストしてくれるので、複雑な街中で迷う心配もどうやらなさそう。複数のセンサーとAIを活用した上で、ドライバーの運転支援もしてくれます。 地図を出したかと思えば、エンタメとしても活躍する横長の巨大スクリーン。アプリやエンタメも全てここからアクセスできて、なおかつAIを活用したパーソナルエージェントを搭載しているおり、ユーザーの質問を理解し、回答してくれます。多く会話するほどパーソナライズされた会話を返してくれるように。このあたりは日進月歩のAIとしてどのくらいの応答精度があるかは未知数ですが、音声で操作ができるのは運転との相性もよさそうです。 ディスプレイの壁紙、照明なども好みに合わせてカスタマイズができます。横長の巨大スクリーン、後部座席ディスプレイ、空間オーディオシステムをタップで操作できるのは、うれしいポイントですよね。気分に合わせてリラックスした雰囲気を演出したり、ダイナミックな雰囲気に変えたりと自由自在です。
スマホで車のステータス確認
スマホで鍵が開けられるようになって久しい現代ですが、車の状態をスマホで確認するのがこれから当たり前になりそうです。ドアの開閉操作から充電状況の確認まで、気分に合わせてテーマを変更したり、出発前に車内の温度を設定したり、近くの充電ステーションを検索したりなど、今までわざわざ一手間かけて行なっていたことをスマホから設定、実行ができるようになりました。これは誰もが待ちわびていた機能では…?
テスラスーパーチャージングネットワークで充電OK
AFEELA は、北米で最も広く使用されている充電規格である NACS(北米充電規格)を採用しています。日本ではEV車向けにCHAdeMO(チャデモ)規格が普及してきましたが、アメリカで販売する車両に限って日本メーカーもNACSを採用するメーカーが増加してきています。 このあたりは給電ステーションの整備も同時に必要なのでUSB-Cのように単純に全部統一!というわけにはいかないようで…。今回はアメリカ仕様を採用して、普及を目指すSony Honda Mobilityの本気を感じました。 かなり美しく、ラグジュアリーなフィールのクルマなのではないでしょうか。サウンド・ビジュアル体験へのこだわりはソニー要素すぎるので、プレステがつなげられるとさらにワクワクできそう。臨場感がありすぎて、運転に集中できなさそうでもありますが。 Source:Sony Honda Mobility(1,2), CHAdeMO, The Verge
宮城圭介