NVIDIAから「超ハイスペックなMac mini」みたいな最強ミニAIスパコン登場
バケモノスペックがミニサイズで買えるお値段で登場 NVIDIAはCESでAI研究者、データサイエンティスト、学生向けにNVIDIA Grace Blackwellプラットフォームのパワーにアクセスできる個人向けAIスーパーコンピュータ、その名も「Project DIGITS」を発表しました。 【全画像をみる】NVIDIAから「超ハイスペックなMac mini」みたいな最強ミニAIスパコン登場 この新プラットフォームには、NVIDIA GB10 Grace Blackwell Superchipが搭載されており、AIコンピューティングで1ペタフロップスのスペックを発揮します。 全部聞き取れたのにー!というあなたへ、端的に言うと性能がヤバすぎるMac mini (のような端末)がNVIDIAから登場したと理解してもらえればOKです。 ちなみに文中の1ペタフロップスというのは、G(ギガ)、T(テラ)よりも上の単位で1秒間に1000兆回の計算ができることを指しています。なんとNVIDIAが発表したコンピュータは1ペタフロップスの処理性能なので、あのスーパーコンピュータ「京」へあと1桁というところまで処理性能が迫っています。凄まじい…。 ちなみにフロップスの補足をすると、 「フロップス(FLOPS)」は、コンピュータの処理能力の単位で、1秒間に浮動小数点演算を何回できるかという能力を表しています。フロップスの前には、国際単位系で定められた接頭辞をつけて、つぎのように表現します。 1G(ギガ=10の9乗)フロップス:1秒間に 1,000,000,000回 1T(テラ=10の12乗)フロップス:1秒間に 1,000,000,000,000回 1P(ペタ=10の15乗)フロップス:1秒間に 1,000,000,000,000,000回 スーパーコンピュータ「京」は、1秒間に 10,000,000,000,000,000回(10ペタフロップス=10の16乗)、日本の数字の単位では1京回、の計算ができます。「京」の愛称の由来のひとつは、この1秒間にできる計算回数です。 ー富士通 お答えします スパコンQ&A より引用