石田純一が奪われた500万円の時計とは?どんなブランドでなぜ高価なのか
石田純一が20日に自身のYouTubeチャンネルで明かした、東尾理子との新婚旅行中に高級時計の盗難に遭ったという思い出話が話題だ。強盗遭遇の恐怖の体験談だが、500万円もしたという奪われた時計にも関心が集まる。果たしてどんな時計なのか。そしてなぜそんなにも高価なのか。
奪われたのはパテック・フィリップ 強盗に遭った経緯を説明
石田が明かしたのは2010年の夏、ハネムーンで出かけた先のイタリアで遭遇した恐怖のエピソード。「理子とデート中500万円の時計盗まれました」と題し、詳しく振り返った。 それによると石田はナポリの街で自動車を運転中、渋滞にはまった際、腕を引っ張られ顔を殴られた挙げ句、腕時計を強奪されたそう。最初は犯人のオートバイがバックミラーにさわり、石田は外の様子を確認しつつミラーを直そうと窓を開けたところ、腕をつかまれたのだとか。助手席の理子は悲鳴をあげたそうだ。夏で半袖、車も左ハンドルのため、渋滞すると時計を巻いた左腕がまるで時計の品評会のようにズラリと並び、強盗に目をつけられやすいのだとか。「誘拐されるかと思ったら時計だったんだ」と、奪われてから犯人の狙いに気付いたようだが、それにしても500万円の腕時計とは驚きだ。 石田が奪われたのは、パテック・フィリップ(Patek Philippe)。スイスの高級時計メーカーで、よく「パテック」と呼ばれる。1839(天保10)年、ポーランド人のアントニ・パテックとフランチシェック・チャペックによって創業、ヴァシュロン・コンスタンタン、オーデマ・ピゲとともに世界3大高級時計と称される中でも、とくにNo.1のステータスがあるとされる。 「一般的に高級なブランド時計というとロレックスなどを思い浮かべる人が多いと思いますが、パテックはそれを超える雲の上の存在。永久修理を掲げる数少ないブランドで、値も下がらない。人生の最後に買う時計や生涯の相棒として買い換える予定のない時計のことを『上がり時計』といいますが、パテックはその代表と言えます」と話すのは、モノ系雑誌の50代男性編集者だ。