『これはシンデレラフィットだわっ!』アルパインからジムニー、キャラバン、WR-Vなど車種専用モデルが多数発表
もうひとつ車種専用設計で注目のアイテムがアルパインからリリースされている。それがスピーカーシステムの「メティオサウンド」だ。今回取材したジムニーシエラ、キャラバン、WR-Vなどに装着され、さらにスズキ『ハスラー』などの車種への対応拡大も順次進んでいる。
メティオサウンドの特徴はルーフにスピーカーを埋め込む独特のスタイル。コクピット上のルーフライナーをカットして5cmスピーカーをビルトイン取り付け、ドアの純正位置にはウーファーユニットをインストールする構造だ。
天井のスピーカーから中高域の音が再生されるのでリスナーとの間に遮蔽物や障害物がなく直接音が届くのが特徴。そのためクリアなサウンドが得られるのだ。さらにドアのウーファーユニットは低音に特化して再生するため、深く厚みのある低音再生が可能になるのも魅力。これまでに無い新しいスタイルのスピーカーシステムは幅広いユーザーに音の良い環境がいかに快適かを感じさせてくれるものとなっている。
車種専用設計はその他にも多数用意されていた。例えばリアビジョンも車種専用の取り付けキットが用意される。デモカーで展示されたキャラバンには後席天井部分に12.8型モニターを取り付けていたのも印象的だった。またデジタルミラーの専用モデルもジムニー/ジムニーシエラなどに設定される。
取り付けのスマートさや機能性などを考えると車種専用に設計されたユニットにはメリットも多い。アルパインがラインアップするカーナビ、ディスプレイオーディオをはじめとした車種専用設計のモデル群を積極的に取り入れて、愛車をグレードアップしてみよう。
土田康弘|ライター デジタル音声に関わるエンジニアを経験した後に出版社の編集者に転職。バイク雑誌や4WD雑誌の編集部で勤務。独立後はカーオーディオ、クルマ、腕時計、モノ系、インテリア、アウトドア関連などのライティングを手がけ、カーオーディオ雑誌の編集長も請負。現在もカーオーディオをはじめとしたライティング中心に活動中。
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