小池都知事が定例会見8月6日(全文2)それは決算時点の話になるかと思う
第4波後の対応で足りなかった点は
時事通信:第4波のあとの都の対応、それから措置で足りなかった部分とか反省点というのはありますでしょうか。 小池:いかに効率良く、感染された方々の声を受け止めたり、それをどうやって必要なところに、医療が必要なところに回していくかなどだと思います。基本的に人が足りないとか、またワクチンと同時に行っているという現状、これはもう以前からワクチンの接種と、それから感染症対策と、両方に医療者が必要になってくるわけで、その辺りのご協力度合いなども、よく考えながら進めていく必要があると思っております。どちらも必要なので、本当に医療従事者の皆さま方には昨年来、現場で、お盆休みもなく奮闘していただいております。それがためにも、感染をいかにして抑えるかという、そもそも論に戻ってくるかと思います。それらのことを、また徹底をしていくということかと思います。 医療者の皆さんは早々にワクチン打っていただいているわけですね。医療者の皆さんの現場で、やはり感染や、またそこでなんらかの医療者の方々の重症とか、何かが起こっているかということについては、あまり聞いていないということですから、やはりワクチンの接種ということも重要なポイントになってくるし、今40代、50代の重症の方々の比率が高いというのも、高齢者の分の比率がそちらのほうにいっていると。 そして、だいたい既往症の方々、または若い方々も、何も既往症がないのに重症化されると。そもそも若い方々がこれまで自分は健康だと思っていて、あまりチェックも受けてない方もおられるのかなというふうにも考えます。ご自身の健康ですから、自分はかからないと思わないで、若い方でもおかしいなと思ったらご相談いただきたいし、それからワクチンの接種もしっかりやっていただきたいと、このように思っております。 これまでもずっと確保病床という形でやってまいりました。あらためて、そこの、その点をそれぞれの医療機関の皆さま方にあらためてお願いをし、また機能別に分けることによって、より実効性ある医療ケアにつながっていくというふうに考えております。