大阪府・吉村知事が定例会見9月8日(全文4完)軽症者向け飲み薬ができれば大きく状況が変わる
デッドラインみたいなものはあるのか
朝日放送テレビ:ABCの堀江です。SkyDriveさんとの提携のことなんですけれども、当然向こう側に万博があるというところで、24年という数字が出てきているんだと、知事の頭の中ではそうなってらっしゃるんだと思いますが、その大阪・関西万博ですけれども、やはり大勢の人に集まってもらわなければ、そのインフラ整備も含めて意味がないわけですけれども、この現状、コロナが世界中に蔓延している中で、例えばこうなったら人が集まれるなっていうようなものがあると思います。やっぱりワクチンであったり。そういうものを含めて、ここまで、デッドラインみたいなものっていうのはありますでしょうかね。人が集まるためには、ここまでの間にこうなってなければ困るというような。 吉村:すでに準備も進めてまして、ドバイの博覧会についてはもう実施をします。今年の秋に開催をし、そして12月にはジャパンデーもやると、まさにドバイの博覧会は実施をするわけです。そこでワクチンを中心にしたいろんな対策も取りながら進められると思いますが、そういったことも参考にしていきたいと思います。 世界を見渡したときに、まだまだパンデミックの状況にはありますが、やはり重要なのはワクチンだろうと。ワクチンをいろんな、世界中に広まるような状況になれば大きく状況は変わると思ってます。もちろんいろんな新たなまた変異株も出るんですけれども、今のワクチンでかなり重症化を防げてるっていうのはもう間違いないので。ただ、このウイルスはもうゼロにはならないと思いますから、その中でこれを共存していくためには、やはりワクチンというのがものすごい重要だし、もっと言えばやはり治療薬ですよね。経口治療薬、飲み薬が非常に重要だと思ってます。
ワクチンが広がれば環境はもう、ぐんと変わる
ここは世界の大手の製薬メーカーも、報道でもされてるとおり、さまざまな経口治療薬の治験にすでに入ってますし、日本のシオノギなんかもまさに治験に入ってるわけですから、世界の英知を結集して、できるだけ早い段階でこの軽症者向けの経口治療薬、飲み薬、これができたときに大きく状況は変わるというふうに思ってますし、その以前でも、ワクチンが今、広がってきてますから。ワクチンが広がれば環境はもう、ぐんと変わるというふうに思ってます。 現に、日本見ても、高齢者へのワクチンが接種して、第4波と第5波で全然状況変わってますので、ワクチンを広げるというのが、40代、50代に広まる前にこの第5波が来ましたけれども、やっぱりワクチンを広げるっていうことは、ものすごく見える景色は変わってくるというふうに思ってます。 司会:よろしいですか。 朝日放送テレビ:ありがとうございました。 司会:あと質問ある社はございますでしょうか。特にございませんか。それでしたらこれで会見を終わらせていただきます。ありがとうございました。マイクを幹事社に返します。 毎日新聞:本日、政務の質問をされる社はありますでしょうか。それではこれで終了させていただきます。ありがとうございました。 (完)【書き起こし】大阪府・吉村知事が定例会見9月8日