大阪府・吉村知事が定例会見9月8日(全文3)宣言延長は3週間程度が適切
大阪府の吉村洋文知事は8日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「「10代がコロナ感染で死亡」大阪府・吉村知事が定例会見(2021年9月8日)」に対応しております。 【動画】「10代がコロナ感染で死亡」大阪府・吉村知事が定例会見(2021年9月8日) ◇ ◇
ワクチンを受けない選択肢も
吉村:それから、やっぱり終わる時期。これも明確にすべきだと思います。いくら、このワクチンの、なんて言うのかな、差別をなくすといったとしても、やっぱりそこは区別していることは間違いないわけで、ワクチン、もちろん打ちたくても体質上打てない方も少数とはいえいらっしゃるし、それからワクチンを自分の判断で受けないというのも、これは民主国家においては認められていることですから。とするならば、やはりこれは、ただその中でも区別をしていくわけですから、その区別をできるだけ緩和するために、ワクチンプラス陰性検査をパッケージにするというのが、尾身先生から出されているものです。 これは、われわれも議論の中で、僕も記者会見とかでこの前、言ってたと思いますけれども、やっぱりワクチンを受けない選択肢の方も活用できるようにすることが必要だと。これはもうかねがね僕も申し上げているとおりですけど、となるとやっぱり検査になると思っています。
経口治療薬ができるまでの期間限定にすべき
検査っていうと、何日間有効なのかっていう問題が出てくるんですけど、「ワクチン・検査パッケージ」というふうに、確か尾身さんがおっしゃっていたと思いますが、できるだけパスポートという文字は使わないほうがいいという指摘だったと思います。「ワクチン・検査パッケージ」をするとしても、やはりそこでワクチンを受けられない、体質上受けられない方、あとは受けないという選択をする方もいらっしゃるので、じゃあ毎回毎回検査をしてやっていくのかと。それはしないと駄目だということにもなりますし、実際、そういったことはじゃあもうやらずにということも、やっぱり現実問題増えてくるんだろうと思います。 ここは制度の作り方にもよると思いますけれども、この制度自体が永久的なものではないんだよっていうのを僕はやっぱりきちんと明示した上で、ただ、やっぱりこのコロナの状況で、多くの飲食店とか、事業者の皆さん、これは観光関連も、物販も、本当にしんどい状況になっていますので、そこでの暮らしの方を支える施策だということについては僕は賛成ですし、プラスのメリットもあると思いますけど、でもデメリットもやっぱりあるので、そう考えたときには、やっぱりこれは期間限定ですということ、デメリットをできるだけ防ぐために、陰性検査も組み合わせる。これは僕もやるべきだと思うし、それでもやっぱり十分なものではありませんから、期間限定でやる。 じゃあ、その期間はいつまでなのと言われれば、僕自身は、経口治療薬ができるときまで。飲み薬ができるときまでの期間限定にすべきだと思っています。つまり、もう自分の身近なクリニック、診療所で、このコロナの治療を受けられるようになるとき。そこ、そうなったらもう終了しましょうと。ただ、そこまでの間は、やっぱりいろんな事業者、本当にしんどい思いをしている事業者も支えていく。消費を促して生活を支えるという意味でも、いわゆる経済策として、経済も非常に重要ですから、支えるという意味でも、一定の、科学に基づいた、こういったワクチンパスポートのようなものを、期間限定で使うというのは、僕は方法としてあると思っていますし。