ALL私服【高山都さんのセンスの磨き方】「長所も短所も、自分自身を知ることが第一歩」LEE100人隊の質問に回答!
LEE100人隊の質問に回答! モデル 高山 都さんのセンス磨きの極意とは?
"自分軸"によって選び抜かれた、感度の高いファッションスタイルが常に注目を集める高山都さん。進化を続ける彼女のセンスの源とは? LEE100人隊から寄せられた質問を通して、都さんのセンス磨きの極意に迫ります!
長所も短所も、自分自身を知ることがセンスを磨く第一歩
“ センスがいい人はみんな、自分自身をよく知っています。たとえ高級な服や、名品と呼ばれるもの、流行のアイテムを身につけていたとしても、自分自身に引き寄せきれていなければ、それらはただの"モノ"。センスがいい人って、服と自分が一体化していて、その人らしくなっているって思うんです。そのためには、自分の長所や短所に向き合うことが不可欠です。例えば私は、背が高いほうではありません。だったら、衿の出し方とか肌を見せる分量とか、Vネックの角度に至るまで、バランスよく見える技をとことん研究すればいい。10年以上着続けることで、自分の得意アイテムになったオーバーオールやワンピースは、年齢やトレンドに合わせて、少しずつ変えていくといい。そんなふうに時間をかけて、ひとつひとつ丁寧に考えていったんです。 今回、読者の方からたくさんの質問が届いていると伺いました。私の経験が、その人らしいセンスを磨くきっかけに少しでもなれたらうれしいです。”──モデル 高山 都さん
●高山都さん Miyako Takayama/モデル 1982年生まれ、大阪府出身。19歳で上京後、本格的にモデル業を開始し、雑誌や広告等で活躍。執筆やブランドディレクションにも才能を発揮。11月には4年ぶりのエッセイ本『高山都、もの語り ひとりごと、ふたりごと』(宝島社)を上梓
高山都さんの私服コーデ! Max Mara(マックスマーラ)のボアアウターとBODE(ボーディ)の刺繍ワンピース
Coat:Max Mara Cut & sewn:Chaos One-piece:BODE Bangles:Veronica is (Right), HERMÈS (Left) Boots:Sellenatela 「華やかだけどシックに着られるワンピースが一枚あったらいいな、とずっと思っていて。ある日、青山のスーパーエーマーケットで偶然見つけたのが、この刺繍のワンピースでした。試着して鏡の中の自分を見たら、もう気持ちは止められません。〝この私、めっちゃ好き〞って思って。決して買いやすいお値段ではなかったけれど、友達の結婚式やイベントなど〝いい日〞に着ようと思い、購入を決めました。この日は古着屋さんで見つけたマックスマーラのボアアウターでカジュアルダウン。着こなし次第でカジュアルにもきれいめにも変化してくれるところも好きなんです」──高山 都さん 【LEE100人隊から「買い物について」のQ&AはLEEwebで】 Staff Credit モデル・スタイリング/高山 都 撮影/須藤敬一 ヘア&メイク/森野友香子(Perle Management) 取材・原文/磯部安伽 撮影協力/小林真珠※掲載アイテムはすべて高山さん私物です。 こちらは2025年1・2月合併号(12/6発売)「一生もののおしゃれセンスの磨き方」に掲載の記事です。 ※商品価格は消費税込みの総額表示(2025年1・2月合併号現在)です。