〔NY外為〕円、157円台後半(26日朝)
【ニューヨーク時事】休場明け26日午前のニューヨーク外国為替市場では、米長期金利の上昇を背景に円売り・ドル買いが先行し、円相場は一時1ドル=157円85銭付近と、7月中旬以来約5カ月ぶりの安値水準に落ち込んだ。午前9時現在は157円80~90銭と、前営業日(24日)午後5時(156円95銭~157円05銭)比85銭の円安・ドル高。 クリスマス翌日の26日は英市場がボクシングデーのため休場。米国でも休暇中の市場参加者が多く、閑散商い。東京市場で円安・ドル高となった流れを引き継ぎ、ニューヨーク市場は157円60銭台で取引を開始した。 米労働省が朝方発表した最新週の新規失業保険申請件数は前週比1000件減の21万9000件となり、市場予想(22万4000件=ロイター通信調べ)を下回った。労働市場の底堅さを示唆する内容を受け、発表後に米長期金利が上げ幅を拡大。円売り・ドル買いが進んでいる。 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.0400~0410ドル(前営業日午後5時は1.0384~0394ドル)、対円では同164円10~20銭(同163円01~11銭)と、1円09銭の円安・ユーロ高。