補正予算案が衆院通過 国民民主に加え維新も賛成 石破総理「完璧に近い」
■賛成に…維新党内で不協和音
12日に維新も急転直下、与党側が教育無償化に向けた協議に応じることを条件に賛成に回りました。 日本維新の会 前原共同代表 「3党の政調会長協議が始まったばかりでありますけど、実現のための努力をしていくことが今回、固まりましたので賛成を決めさせていただいた」 今回の賛成に党内でも不協和音が広がっています。 維新中堅議員 「国民民主は紙(合意書)をとっているが、うちはただの口約束でしかない。何も実をとっていないのに意味が分からない。表で批判しなくても、みんな腹の底では心配しているよ」 譲歩した形に見える自民党にも今後の政局をにらみ、思惑が見え隠れします。 自民党幹部 「来年の通常国会での予算審議だってあるし、間口を広げておきたいということ。国民民主だけだと、なかなか前に進まなくなるケースもあるだろうから」 自民党中堅 「今後は立憲や維新のカードをちらつかせることで、国民民主をゆさぶって議論をこっちがもっと主導できるかもしれないし」 一方、反対に回った立憲の野田佳彦代表は次のように述べました。 野田代表 「他党の決めたことについてとやかくは言いませんけど、少なくともまだ約束したことが果たされるかどうかは分からないわけじゃないですか。そこまで決断してしまって、だまされなければいいなと思います」 (「グッド!モーニング」2024年12月13日放送分より)
テレビ朝日