【将棋】渡辺明九段の漫画家妻、夫の左膝痛「前十字靱帯断裂」「半月板も損傷」投稿にX騒然
将棋の渡辺明九段(40)の妻で漫画家の伊奈めぐみ氏が14日、(旧ツイッター)を更新。夫の渡辺が左膝の痛みを理由に投了を申し出た件について、夫を題材とした漫画「将棋の渡辺くん」で説明した。 【動画】渡辺明九段が「負けました」 渡辺は前日13日、千田翔太八段(30)とのA級順位戦6回戦で左膝の痛みを理由に投了した。Xで「今日の対局、最後まで指せずに申し訳ありませんでした」と謝罪した上で「膝の手術は近い日程で決まっていて、今日は当面の最後だったので、やりきりたかったのですが、強い痛みがきて、順位戦の終わる時間を考えると無理だと判断しました」と経緯説明。この日、渡辺は椅子で対局を行っていた。 症状については「痛みが出るかどうかは日によるので(先週の対局はそれほどでもなかったので、普通に指せた) とりあえず横になれれば落ち着くので、後はもう手術の日を待って、それから復帰へ向けて頑張るしかありません。申し訳ありませんでした」とつづった。 伊奈氏は渡辺の投稿を引用した上で「これ。」とだけつづり、「将棋の渡辺くん」を3コマ漫画を描いて説明。漫画内で渡辺は「今病院行ってきたら前十字靱帯(じんたい)断裂だって」と打ち明けている。続けて「正座のせいで元々7割くらい切れてたんじゃないかと」との告白に「正座で!?」と驚かれ、「あと正座のせいで半月板も損傷してるって」と描いた。 伊奈氏の漫画に対し「無事に手術が終わり、術後のリハビリを頑張っていただきたいです お大事になさってください」「お大事になさってください。連盟は将棋の正座、椅子に移行することを真剣に考えて欲しいです」「正直、もう正座の対局やめていいと思うんですよね。長時間に及ぶのは間違いないんですし、棋士の身体に負担を強制してまで格好にこだわるものじゃないと思うんですよ。今日の順位戦、椅子対局で全く違和感なかったですし、アレでいいと思います」「医者の見解で正座でボロボロだった所にフットサルでトドメを刺された感じですね」などと書き込まれていた。 渡辺は5月31日にXで「左膝を怪我したので6月は治療とリハビリに充てるつもりだったんですが、良い意味で予定が狂いました」などと記述。7月から藤井聡太王位への挑戦が決まったため、左膝の手術を延期していた。 伊奈氏は伊奈祐介七段の妹にあたる。