弟にも容赦しないナルシストな「北総愚連隊」の総長・瀬山大護を演じる金城碧海ヘインタビュー
テレビ朝日系で放送中の金曜ナイトドラマ「伝説の頭(ヘッド)翔」(金曜 午後11:15)。夏原武原作による同名漫画を高橋文哉主演で実写化。1000人を超えるヤンキーたちを従える「グランドクロス」の伝説の頭(ヘッド)・伊集院翔と、いじめが原因で不登校の山田達人が偶然に出会い、容姿がそっくりだったために、人生を交換することに!? “不良たちの頂点に立つカリスマヤンキー”と“不登校のいじめられっ子”の正反対の2人を高橋が一人二役で演じる。
第6話で、翔のふりをすることで自分のつまらなさを思い知らされた達人は翔へ限界だと打ち明ける。第7話で本来の姿に戻った翔はスナック喫茶「紅」で、佐々木聖人(藤原大祐)と名乗る人物からとある取引を持ち掛けられる。同じころ達人の元にも聖人の手先が現れ、「グランドクロス」をつぶすため協力するように持ち掛けらてる。物語は果たしてどうなるのか。入れ替わりが解消された達人と翔。病気を抱えた翔と「グランドクロス」の行く末はどうなるのかと目が離せない展開が続く中、「グランドクロス」の敵対組織「北総愚連隊」の総長・瀬山大護を演じる金城碧海さんへ話を聞いた。
――瀬山大護の印象を教えてください。 「美しさを出したナルシストという役柄で、自分がどう演じるか、どう見え、どう生かされるか楽しみでした」 ――瀬山との共通点はありますか。 「瀬山はピュアで、絶対やらないと思うことでも、『お前できないよな、やらないよな』と言われた時、『やってやるよ』と逃げずに言う負けず嫌いなんです。どんな状況でも自分に自信を持っている部分は、普段JO1として活動している僕自身に似ている部分かなと思います」
――今回の役作りでこだわっている部分を教えてください。 「北総愚連隊の総長である瀬山は、周りの人を怖さで従えている部分があるので、奇妙な怖さを作るためサイコパスに見えるような笑い方を心掛けています。美しさを求めている時の、自分に対しての甘いまなざしの時は、自分の弟であろうが容赦なくぶっ飛ばす狂気じみた殺意みたいなものを出すようにこだわりました」 ――衣装に袖を通した際にどう思いましたか 「実は中に着ているシャツがレース素材になっていたり、細かい所に美しさが出ています。首元が長くて隠している感じも瀬山っぽいという印象でした」