〈大木淳夫の1月の新店アドレス〉本格立ち飲み中華や、渋谷のホテル内ダイニングがオープン
小皿は明治・大正期のアンティーク。学芸大学の人気店「立呑み 鉄砲玉」の姉妹店で店主の正木勇貴さんがサービスを担当し、気さくな雰囲気を作り出しています。こんなお店が近所にあったらたまりませんね。
立呑み中華 起率礼
住所 : 東京都目黒区自由が丘2-14-2 TEL : 03-4400-0235
お店に入った瞬間から楽しめる餃子店
カジュアル形態の中華では12月11日、幡ヶ谷に餃子居酒屋「餃子が主役」がオープンしました。虎ノ門ヒルズステーションタワーにも入った「餃子マニア」のプロデュースで、芸人・森脇優雅さんの「ハラミが主役」の姉妹店になります。外観、内装、サービスときちんとコンセプトが統一されていて、食べる前から笑顔に。
お通しのザーサイは食べ放題です。看板の餃子はオーダーが入ってから包み、焼き餃子は羽根つき、5種の水餃子はモチモチでジューシー。さらに揚げ餃子もあって、一皿4個なので、ひとりで訪れてもさまざまな味を楽しめます。「外国のパリパリピーマン」もぜひ。
餃子が主役
住所 : 東京都渋谷区幡ヶ谷2-12-18 幡ヶ谷第二中央ビル 1F TEL : 050-5592-4477
“ネオ街鮨”と昼だけの“いなり専門店”、100年企業の新店も|動画で研究した握り
昨年12月15日、曙橋にオープンした「sushi AKEBONO」も注目です。実はオーナーである38歳の立花大輔親方は寿司店での修業経験はなく、握りは動画で研究という経歴。しかし、前職では数々の飲食店の立ち上げに関わっており、ヒットの法則を熟知しています。このノウハウを大好きな寿司に注ぎ込んでいるから面白い。
コンセプトは“ネオ街鮨”。仕入れは今までのネットワークを駆使して豊洲はもちろん、漁港直送の魚もそろえ、1貫からオーダーOK。酒肴は朝採れ野菜の焼き物から春巻きまでバリエーションが豊か。BGMは80~90年代の懐かしいJ-POPのカバー曲。飲み放題もあり、いかようにも楽しんで、という雰囲気が満載です。これで好きなように食べて飲んでも10,000円以下ですからたまりません。