〈大木淳夫の1月の新店アドレス〉本格立ち飲み中華や、渋谷のホテル内ダイニングがオープン
人気のタンメンは昔ながらの中毒性のあるおいしさ。新たに「台湾丼」850円や「中華に合うスパークリングワイン」6,500円なんていうメニューもあり、42年目の新路線、楽しみです。
盛運亭
住所 : 東京都渋谷区広尾5-25-6 シャトー広尾 1F
本場のシンガポール料理店が復活
2020年、コロナの影響などで閉店したシンガポール料理店「エビス新東記」は「シントンキー・ボタニカル」として、以前の場所の斜め前で12月25日に復活です。2005年にオープンし、シンガポール政府観光局の日本国内認定第1号店として高い人気を得ていただけに、このニュースに喜ぶ人も多いのではないでしょうか。
オーナーのパトリシア・チアさんも健在。本場の味を伝えたいと、ラクサはもちろん米麺で提供。ココナッツミルク、エビ出汁、サンバル、自家製スパイスで作られるスープの甘辛いうまみがたまりません。ランチ時にはチキンライス、ラクサ、肉骨茶の3大名物が食べられる「マーライオンセット」もあります。
シントンキー・ボタニカル
住所 : 東京都渋谷区恵比寿南1-14-2 タイムゾーンビル 2F TEL : 080-2099-1188
カレーは毎月のように注目店が登場|中目黒にオープンの話題店
カレーは安定的に注目店がオープンするイメージがありますが、昨年末の話題をさらったのが、中目黒に12月23日にオープンした「Patta Nakameguro」です。オーナーは「カレーハウス横浜ボンベイ」で修業し、昨年7月に間借りカレー店「横浜ボンベイ六本木」を開いたばかりの浅田英司さんで、こちらは実店舗となります。
デリーとボンベイの系譜を引き継ぐという有名な「カシミールカレー」は私には辛いので、看板メニューの「Pattaカレー」をオーダー。極限まで玉ねぎを炒めたというだけあって、酸味と苦みを感じるコク、そして鼻からスーッと抜けていくようなスパイスの香りで夢中になりました。オーナーと店長の接客も丁寧でしたし、ハンバーグが妙においしそうだったので、ふらっと寄ってしまいそうです。