無免許運転・木下都議が辞職会見(全文4完)リスクマネジメントができていなかった
いつ決断に至ったのか
読売新聞:読売新聞の【ヤマダ 01:18:17】です。 木下:お世話になっております。 読売新聞:お願いします。ちょっと確認をさせていただきたいんですけれども、辞職をされるというお考え、結論に至ったのは、9日のときに委員会が開かれなかったということがあった時点では継続の意思があったかと思うんですが、そのあと知事と10月中旬にお話をされて。あ、そのあと知事と10月中旬にお話をされた時点でも継続のご意向があったというご説明だったと。 木下:どうぞ、はい。 読売新聞:いつ決断に至ったのか、もう一度あらためて確認をさせていただけますか。 木下:すいません、日付、経緯、なかなか難しいことかと思います。まず、知事からお電話がありましてお話を最初にさせていただき、その時点ではと申し上げたのは10月の半ばでございました。先ほど来お話し申し上げております11月の9日の委員会ということでございますので、順番はその順番でございます。 読売新聞:そうすると、辞職の決断をしたのは9日の時点という理解でいいんですか。 木下:9日の時点は本当にこんなことが起こってしまうんだなということを自覚をした日でございまして、そこから悩みました。あらためての悩みが始まったのはそこからでございました。 読売新聞:で、決断に至ったのはいつだったんですか。 木下:そこは正確には申し上げにくいといいますか、いろんな方に、やはりご支援いただいた方、ご意見も聞いていかなければなりませんので、そういった経緯を踏まえて今日、発表するに至りました。 読売新聞:先週の金曜日の段階ではもう辞職の決心をされているというようは話もあったかと思うんですけど。 木下:すみません、それはどちらでどういう話か、私自身がよく分からないんですが。
金曜日より前には辞職を決断していた?
読売新聞:略式起訴をされていたのであればという。 木下:そこは先ほど申し上げたんですが、先週の金曜日の公判請求は今日とはまったく関係はございません。ですので略式起訴であれば続けていた、公判請求されたから辞職を発表したということではまったくございません。 読売新聞:それで、略式起訴をされたのと関係なく、もうその時点で辞職のための準備をされていたというお話だったかと思う、先週金曜日の時点で。 木下:先週の金曜日よりは前でした。 読売新聞:の段階でもう辞職のことを。そうすると、知事に会う前にはもう辞職の決断をされていて。 木下:それは先ほども申しましたけれども、その間、さまざまなやりとりがありまして、今日、最終的にご報告に上がったということです。 読売新聞:確認なんですけど、金曜日より前には辞職の決断をされていたということで。 木下:その方向で考えていたことは確かです。 読売新聞:分かりました。それから、これまで受け取られている報酬の関係なんですけれども、11月9日の委員会に出る意向を示して議会に登庁したということで、11月分の議員報酬については多少受け取ってもいいんではないかという検討をされているということなんでしょうか。 木下:そこにつきましては、なんですかね、先ほども申し上げましたが、仕事がしたくて出てきたということも踏まえ、また、何度も実は申し上げたいこととしては、議員の仕事は議会に出ることだけではございません。それはあります。議会へ出てくるためのさまざまな準備も含めまして、それは進めておったこともあります。 読売新聞:そういった活動を11月もされていたので、11月の報酬については受け取るご意向があるということなんですか。 木下:そこは検討したいということでございます。 読売新聞:現段階では受け取らないという決断はされていない? 木下:現段階ではしておりません。受け取らないことも踏まえて、どの形が良いのか、そこはちょっと丁寧に考えていきたいと思っております。 読売新聞:11月に関しては、議員活動をやるべきことをやっていたから私には受け取る義務が、権利があるという、ボーナスも含めてですけれども。 木下:いや、そこまでのことはまだ申し上げておりません。 読売新聞:それから、退職に関してなんですけれども、今後、これから手続きをされて今日中に退職をされる。議長に提出されるとかっていう手続き的なところはどのようにお考えですか。 木下:これも私は初めてのことですので、本日付で私としては辞職の意向を議長に提出する手続きを取らせていただいたということです。
議会側に提出したのか
読売新聞:もうすでに手続きを取られている。 木下:手続き、はい。議会職員の方に提出のお願いをして、もう渡しております。 読売新聞:じゃあ辞職願はもう。 木下:出しております。 読売新聞:議会側に提出されているということですか。 木下:はい。 読売新聞:分かりました。ありがとうございます。 桐生:それではよろしいですかね。本日はお忙しいところ、お時間をいただきまして誠にありがとうございました。 (完)【書き起こし】無免許運転・木下都議が辞職会見