無免許運転・木下都議が辞職会見(全文4完)リスクマネジメントができていなかった
きちんと振り込んだことを証明してほしい
夕刊フジ:すいません、それで1点、関連なんですけど、さっき振り込んだNPO法人の名前は明かせないということだったんですが、名前が見えない形でもいいんで、振込証なりなんなりで、きちんと振り込んだよということを証明していただきたいんですけれども。というのは、選管のほうに聞いてもなかなか振り込んだかどうかの確認はできないという話なんで、これをちょっと。 木下:どこに聞いてもですか。 夕刊フジ:選管に聞いても確認できないんで、ちゃんと本当に寄付してますよっていうのを確認したいんで、そこをお願いできますか。 木下:そこにつきましてはご要望がございましたので、先方の法人の名前は明かさないということにさせていただきますけれども、振り込みの証明など、きちんとお示しできるように対応を考えてまいります。 1人、じゃあ。 桐生:ちょっと、2人で終わりで。 木下:あと、3人目ですから。 桐生:じゃああと2人。 木下:じゃあすみません、じゃあ、すいません、目が合いましたので。でも前の方ばっかりだとあれですかね。後ろの方、いらっしゃいますか。大丈夫ですか。じゃあすいません、白いマスクの方、お願いいたします。
長期欠席議員の報酬減額議論をどう受け止めるか
東京新聞:東京新聞、加藤といいます。よろしくお願いします。 木下:はい、お世話になっております。 東京新聞:木下さんが議会を欠席されている間に都議会では、長期欠席をする議員に対して議員報酬を減額すべきではないかという議論が始まりました。このような動きに対して木下さんはどのように受け止めていらっしゃいますでしょうか。 木下:議員報酬の減額の条例案のことでございます、算定で出された。はい。病気療養のため議会に出席できない議員はもちろん、そして被疑者の状態、これはまだ有罪になっていないということですが、被疑者の状態で留置場などに拘束されている議員においても、無罪推定の現職から民主主義の基礎である【参政権 01:15:53】の保障は大事なことではないかと、そのように思っています。ですので議員報酬の差し止め、そして減額の議論のみに傾斜するのではなく、今回のコロナ禍で認識をされましたようなリモートでの、そういったものを活用した参加の方法など、この議会活動、議員活動を保障していく方法論については多様な選択肢があるのかなと、そのように思っております。 また、長期病気欠席の場合に議員報酬を受け取らないで3年半、そのまままったく議会に出られずいらっしゃった議員の方も過去におりました。こういうことがありますし、議員報酬というのは国会議員の歳費とは違いまして、議員報酬の性格に関する議論。報酬は対価ということでございます。歳費というのは年俸っていったら変ですけど、サラリーということでございまして、その辺も非常に微妙な議論が必要だなというふうに思っているので、拙速な結論、議論をするのではなく、丁寧に法的な正当性も含めてご議論をしていただければなと、そのように思っております。 東京新聞:一部都道府県ではすでに、病気で長期欠席される方に対して報酬を減額するという条例が導入されている都道府県もあります。実際に木下さんは体調不良で長期お休みになっていた立場で、それはやり過ぎなんじゃないかというふうな思いはありますでしょうか。 木下:たぶんそういった条例が可決されるに至るに当たっては、それぞれの地方議会なりの中での経緯、そしてご議論があったことと思いますので、私のほうから、だから何ということを申し上げる、そういう立場にはないと思っております。 東京新聞:ありがとうございます。 桐生:じゃあそろそろお時間となりますので、あと1問で終わらせていただいてもよろしいですか。 木下:じゃあ、その奥の女性の方、白いお洋服の方。はい。