【更年期】 男性の61.6%が症状「ある」と、実は感じている! 女性の34.9%がつらさを「相談している人はいない」という現実
日本人女性は平均50歳ごろに閉経を迎えます。一般的に閉経の前後5年を「更年期」と呼びます。女性ホルモンの変化でさまざまな症状が現れ、心や体の不調に悩む人も多いですよね。 【データ】男性と女性の「更年期」に対する意識はどれくらい? 1932年の創業以来、女性の自立のための取り組みを続けている総合化粧品メーカー・株式会社ナリス化粧品は、女性のゆらぎや年齢、環境の変化に着目したサプリメント「エクオリティ」を発売するにあたり、男女の更年期や配偶者の更年期について意識調査を行い、その結果を発表しました。 今回の調査では、女性の更年期症状について、個人によって症状や辛さが様々で大きく異なることや、男女の意識の違いがあることがわかりました。また、辛くてもなかなか相談できる相手がいないことや、本人に合った対処方法に巡り合えていないという実態もわかりました。 実施期間:2023 年 12 月 16 日~2024 年 1 月 4 日 調査方法:インターネットによる自社調査 対象者:40 歳~59 歳 女性 n=2,231 45歳~59 歳 男性 n=2,173 / 合計 n=4,404 ※ただし、質問内容により回答者のn数が異なるため、それぞれの図表にnを記載しています。
女性の更年期症状がある、最多は50 歳~54 歳で約半数
40 歳~59 歳の女性 2,025 名に更年期の症状があるかの回答は、「とてもある」8.0%と「まあまあある」31.8%をあわせた 39.8%・約 4 割の女性が更年期の症状を自覚していることがわかりました。 5 歳ごとの年齢で見ると、最も多いのは 50 歳~54 歳で「とてもある」13.3%と「まあまあある」37.5%、あわせると 50.8%で半数を超えています。 一般的に女性の更年期は 50 歳をはさんだ前後 10 年程度と言われていますが、個人による差が大きいことが調査からわかりました。 また、45 歳~55 歳の配偶者・パートナーがいる 45 歳~59 歳の男性 1,351 名に、配偶者の更年期症状に気づいているか聞きました。 すると、「とても感じる」13.4%と、「まあまあ感じる」36.0%をあわせて 49.4%であり、更年期の自覚症状を感じる女性の割合と合致します。夫も妻の更年期の症状に気づいていることが想像できます。