バーンリーは黙ってない! バイエルン行きで口頭合意とされるコンパニ監督、引き抜きなら34億円を要求
バーンリーは黙ってバイエルンの新監督候補として急浮上したヴァンサン・コンパニ監督(38)だが、バーンリーは簡単に手放す気はないようだ。ドイツ『スカイ・スポーツ』が伝えた。 コンパニ監督は、2022年7月にバーンリーの監督に就任。チャンピオンシップ(イングランド2部)を戦った中、チームは見事に優勝しプレミアリーグに昇格した。 しかし、昇格組特有の苦しみを味わい、内容に結果が伴わないシーズン序盤を過ごすと、その後も勝利は遠く、5勝9分け24敗で19位となり、1年で降格が決定していた。 すると、シーズン終了後に新監督を探しているバイエルンが関心を寄せることに。トーマス・トゥヘル監督の後任にコンパニ監督を指名。来シーズンは2部に落ちるチームではなく、ドイツの強豪へのステップアップにコンパニ監督も乗り気で、口頭合意を済ましたとされている。 ただ、面白くないのはバーンリー。苦しい戦いをしながらも、コンパニ監督を解任することなく、チームビルディングを任せようとしていた中で、ドイツのビッグクラブから手を出されたから黙っていない。 『スカイ・スポーツ』によれば、バーンリーはコンパニ監督の違約金として2000万ユーロ(約34億円)をバイエルンに要求しているとのこと。ただ、そんな金額をバイエルンは払うことはなく、クラブ間の交渉が続いているという。 バーンリーとの契約は2028年まであり、あと4年もある状況。バイエルンがクラブ間合意に至れば、2027年までの契約が用意されているというが、バーンリーがどこまで粘っていけるのか注目だ。
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