ガザの学校空爆で30人超死亡 女性3人と子ども9人含む
ガザ、パレスチナ自治区、6月7日 (AP) ― イスラエル軍は6月6日、パレスチナ自治区ガザ中部にある、地区内難民の避難所となっていた学校を爆撃、女性3人と子ども9人を含む30人以上が死亡した。 イスラエル国防軍は、イスラム武装組織ハマスが、ヌセイラトにある国連のパレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)が運営する学校を、攻撃拠点として利用していたと主張している。 この空爆は、イスラエル軍がガザ地区で攻勢を拡大する中、避難場所を探していた大勢のパレスチナ人が犠牲となった最新の例だ。 この前日には、ガザ中部で再編したハマスに対して、イスラエル軍が地上と空から新たな攻撃を開始すると公表したばかりだ。 イスラエル軍が既に侵攻した地域を繰り返し攻撃するということは、8カ月近い武力侵攻にもかかわらず、テログループの立ち直る力強さを物語っている。 イスラエル軍報道官は、軍は民間人の犠牲について承知しておらず、情報では、学校は昨年10月のハマスによる奇襲攻撃を立案実行する際に利用され、現在も少なくとも20人の過激派が、イスラエル兵に対する攻撃拠点としていると述べた。 (日本語翻訳・編集 アフロ)