女性13人を含む37人が死亡 ラファ難民テント村を砲爆撃
ガザ、パレスチナ自治区、5月29日 (AP) ― イスラエル軍は5月27日夜から28日にかけて、パレスチナ自治区ガザ南部のラファ地区難民テント村を砲爆撃し、少なくともテントに避難していた難民37人が死亡した。 目撃者や救急隊員、病院関係者によれば、この場所は2日前、致命的な火災を引き起こしたのと同じ地域だという。 26日の火災についてイスラエル軍は、イスラム武装組織ハマスの武器による、二次爆発が原因である可能性を示唆した。 イスラエル軍の報道官は、火災の原因は調査中だと前置きして、使用されたイスラエル軍の弾薬は、ハマスの幹部2人がいる場所を狙ったもので、火災の原因としては小さすぎると述べた。 空爆とその後の火災は、キャンプ内の燃料や調理用ガスボンベ、その他の可燃物に引火した可能性がある。この火災で45人が死亡した。 27日夜から28日にかけたラファのテ・ア・サルタン地区に対する砲撃では、少なくとも16人が死亡。そのうち7人は国連施設そばのテントにいたところを砲撃された。 また、28日午後のドローン攻撃では、女性13人を含む少なくとも21人が死亡した。 (日本語翻訳・編集 アフロ)