2024年版 優れた中国製EV もう “バカ” にはできない「安価」で「高性能」な最新モデル 10選
GWMオラ3
かつて欧州でピックアップトラックのスティード(別名:ウィングル)を販売していた長城汽車(GWM)が、トレンドの小型EVを発売した。 紛らわしいことに発売当初は「オラ・ファンキー・キャット」という名称だったが、その後改名し、GWMオラ3と呼ばれるようになった。奇抜なネーミングだっただけに少し残念。 さて、GWMオラ03は、フィアット500やオペル・コルサ・エレクトリックに対抗するモデルであり、48kWhのバッテリーを搭載し、実走行で約240kmの走行が可能である。 正直に言えば、フィアットやオペルほど考え抜かれたクルマではありませんが、安価でありながら車内は広く、十分に使える1台となっている。 (翻訳者あとがき:「価格」はEVの購入障壁の1つと言われています。中国製EVは比較的安価ですが、欧州連合による追加関税の影響がどこまで広がっていくか、今後注目です。各メーカーの戦略も多種多様で面白い。AUTOCAR英国編集部は、多少の "英国贔屓" もあるかもしれませんが、MGをやたら高く評価しています。皆さんはどのEVがお好きですか?)
マレー・スカリオン(執筆) 林汰久也(翻訳)