王者セルティックスが今季初の2連敗。エースのテイタムが警鐘「自分たちのやっていることが特別ではないと認識しなければいけない」<DUNKSHOOT>
現地時間12月25日(日本時間26日、日付は以下同)、ボストン・セルティックスはホームのTDガーデンでフィラデルフィア・セブンティシクサーズと対戦。昨季王者として全米注目のクリスマスゲームに臨んだが、114-118で敗れた。 【動画】主軸が揃った76ersが王者セルティックスを撃破!接戦となったクリスマスゲーム終盤のハイライト この日はドリュー・ホリデーを肩のケガで欠き、クリスタプス・ポルジンギスも足首負傷で後半を欠場するなかでジェイソン・テイタムが32得点、15リバウンド、4アシストと奮戦。ジェイレン・ブラウンが23得点、7リバウンド、4アシスト、2スティール、デリック・ホワイトが21得点、4アシスト、アル・ホーフォードが17得点を記録したが、ホームで痛い黒星を喫した。 対するシクサーズはタイリース・マキシーがゲームハイの33得点、12アシスト、ジョエル・エンビードが27得点、9リバウンドをマーク。ビッグ3の一角であるポール・ジョージはフィールドゴール成功率26.7%(4/15)で12得点に終わったが、“セルティックスキラー”のケイレブ・マーティンが3ポイント成功率77.8%(7/9)の大当たりで23得点を奪った。 マーティンはマイアミ・ヒート時代の2023年プレーオフのカンファレンス決勝で、セルティックス相手にシリーズ平均19.3点、6.4リバウンド、3ポイント成功率48.9%と躍動。当時を彷彿とさせる活躍に、エンビードも「ボストン相手に楽しんでプレーしている。彼は俺と同じくらい、あのチームのことを嫌っているのさ」と切り出し、今季から同僚となった29歳のウイングを称賛した。 「見事だったね。彼がボールを持つと、毎回シュートかドライブをしてくれる。もちろん、何本もショットを決めていた。俺たちがこの調子をキープし、(チームとしての)自信を構築していく上で彼は必要な存在なんだ」 セルティックスにとっても、マーティンに活躍を許したことは誤算だった。ブラウンはマキシー、エンビード、ジョージのビッグ3にある程度シュートを打たれることは「ゲームプランだった」と語ったが、「マーティンは今夜スリー6本? 7本だっけ? そりゃタフだ。彼は以前にも俺たち相手に活躍したからね。今夜も彼がショットを決め切ったってことさ」と脱帽した。
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