清宮がOZAWAに激高

　元日決戦を控えた両者の記者会見でアクシデントが勃発。度重なる挑発、煽りに怒りが爆発したレスラーが、会見場で相手に襲い掛かり、会見テーブルに叩きつけて失神させる出来事が発生。会見強制終了の異常事態に「嘘だろ」「マジかよなにこれw」などファンが騒然となった。 【映像】王者が激高…実際のアクシデントの様子 　1月1日に日本武道館で行われるプロレスリング・ノアの「ABEMA presents NOAH“THE NEW YEAR”2025」直前会見でのこと。ダブルメインイベントとして開催されるGHCヘビー級選手権試合。王者・清宮海斗が、挑戦者のOZAWAの度重なる挑発、煽りに激高。会見途中に飛びかかると、そのままブレーンバスターで会見テーブルに叩きつける凶行。会見テーブルが真っ二つに割れ、失神して身動きが取れないOZAWAの状態を見た司会の塩野アナが会見を打ち切った。 　発端は11月17日に名古屋ドルフィンズアリーナで行われたプロレスリング・ノア「齋藤彰俊引退記念大会 Deathtiny」だった。メインで杉浦貴を撃破した清宮海斗に、小澤大嗣が突如反旗を翻して清宮を襲撃。さらにファン界隈をも揺るがす「清宮の個人情報を暴露」するという予想外の爆弾を投下。予想外のヒールターンにファンがざわついた。 　その後もOZAWAは事あるごとに清宮をあの手この手で“口撃”。ファンが“怪演”と表現したこの日の会見ではOZAWAの独壇場。清宮と彼女とのクリスマスなどプライベートに言及し、自らがスマホで盗撮した清宮の喫煙写真を暴露したところで、清宮の堪忍袋の緒が切れた。 　OZAWAに飛び掛かった清宮は馬乗りになって拳を振り下ろすと、左腕で首を抱えて会見テーブル前へ。そのまま抱え上げると、ブレーンバスターでOZAWAをテーブルに叩きつけた。真っ二つに折れたテーブルの上から自らのチャンピオンベルトを拾い上げた清宮はOZAWAを睨みつけると、無言で会見場を後にした。 　しばしの静寂を経て、司会を務めた塩野アナが「はい、えぇっと…以上で会見を終了とさせていただきます。質問もフォトセッションも省略とさせていただきます」と強制終了を宣言。 　その後、OZAWAは関係者に抱え起こされて会場に後にしたが、ファンからは「嘘だろ」「マジかよなにこれw」と困惑の声が相次いだほか「すげー試合になりそうだ」など、因縁が深まった元日決戦に向けた期待の声も聞かれた。