王者セルティックスが今季初の2連敗。エースのテイタムが警鐘「自分たちのやっていることが特別ではないと認識しなければいけない」<DUNKSHOOT>
セルティックスは23日のオーランド・マジック戦も104-108で落としており、これで今季初の2連敗。 直近4試合は1勝3敗、26日時点でイースタン・カンファレンス2位の22勝8敗(勝率73.3%)で、首位クリーブランド・キャバリアーズ(26勝4敗/勝率86.7%)とのゲーム差は4.0へ広がり、3位のニューヨーク・ニックス(20勝10敗/勝率66.7%)は2.0ゲーム差に迫っている。 マジック戦はテイタムを体調不良で欠いていたとはいえ、相手もパオロ・バンケロとフランツ・ヴァグナー(右腹斜筋断裂)、モリッツ・ヴァグナー(左ヒザの前十字靭帯断裂)が不在だったため、言い訳は無用だろう。 昨季、圧倒的な強さで球団史上18度目の王座に就いたセルティックスにとって、連敗を喫したのは今年の4月(昨季レギュラーシーズン終盤)以来初のことだった。 クリスマスゲームを終え、テイタムは次のように語った。 「俺たちはこの結果に責任を負わなきゃいけない。もっと上手くプレーする必要があるし、自分たちのやっていることが特別ではないと認識しなければいけない。ちゃんと鏡を見て自らを分析し、向上していかなければならない。 このチームは心から自分たちのことを信じている。全員が集中している時にどんなことができているのかはわかっているし、それをこれまで何度もやってきた。ここ最近はいくつか失敗してきたけど、ここからまた軌道に乗せていくだけさ」 セルティックスの年内のスケジュールは残り3試合。すべてホームで、27、29日にインディアナ・ペイサーズ戦、31日にトロント・ラプターズ戦が組まれている。昨プレーオフのカンファレンス・ファイナルで対戦したペイサーズには、10月30日に延長の末に敗れて今季初黒星を喫しているだけに、ここで勝利して勢いを取り戻したいところだ。 文●秋山裕之(フリーライター)
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