テオスカー、ドジャースと3年104億円再契約 米記者伝える 本人はインスタ投稿「戻ってきたよ」 大谷らと“ビッグ4”継続 祝勝イベントでファンに感謝の涙と残留熱望
ドジャースからFAになったテオスカー・ヘルナンデス外野手がドジャースと3年6600万ドル(約104億円)で再契約を結んだ、と27日(日本時間28日)、ロサンゼルス・タイムズ紙のジャック・ハリス記者らが自身のXで伝えた。また、スポーツ専門局ESPNによると、契約の詳細は契約金2300万ドル(約36億円)で4年目は年俸1500万ドル(約24億円)の球団オプション。約2300万ドルが分割後払いだという。 【写真】テオスカー 美人すぎる奥さま&カワイイ3人の子どもとおそろコーデで家族ショット!広~い自宅で幸せオーラあふれまくり ヘルナンデスはこの日、自身のインスタグラムを更新。「帰ってきたよ」との言葉を投稿し、ドジャースとの再契約を示唆。同外野手にはドジャースのほか、レッドソックスやブルージェイズ、オリオールズ、ヤンキースなどが興味を示していたと言われていた。 ドジャースは同外野手の他球団移籍に備えて来季年俸2105万ドル(約33億円)のクオリファイングオファーを提示。米報道ではヤンキースからFAになったフアン・ソト外野手の争奪戦に参戦し、総額6億ドル(約945億円)規模の条件を提示したと伝えられていた。 ヘルナンデスはメジャー9年目の今季、打線の中軸で勝負強さを発揮。154試合出場で打率・272、自己最多の33本塁打、大谷に次ぐ99打点、12盗塁、OPS・840をマーク。3年ぶりに選出されたオールスター戦では本塁打競争優勝を果たし、3年ぶり3度目のシルバースラッガー賞を獲得。オールMLBチームのセカンドチームにも選出される活躍でワールドシリーズ制覇に大きく貢献した。 昨オフにドジャースで優勝するために単年2350万ドル(約36億8000万円)で合意。大谷同様、チームの総年俸を抑えて補強を助けるために850万ドル(約13億3000万円)を分割後払いの変則契約を承諾した。 シーズン終盤からドジャース残留を熱望。11月1日に行われた優勝パレード&祝勝イベントでは涙を流しながらファンやチームに感謝する姿が感動を呼んだ。 ドミニカ共和国出身で16年にアストロズでメジャーデビュー。これまでブルージェイズ、マリナーズでもプレーし、通算成績は965試合、打率・263、192本塁打、572打点、54盗塁。 笑顔がトレードマークのクラッチヒッター。本塁打を打った選手への“ひまわりの種シャワー”の発案者でもあるムードメーカーが、来季も大谷、ベッツ、フリーマンのMVPトリオとともに“ビッグ4”として脅威の上位打線を形成する。