名古屋グランパスU―18、プレミアL試合前後に在留ブラジル人の子どもたちと交流 MF野村勇仁「続けていければ」
名古屋グランパスU―18は1日、プレミアリーグWEST第21節・東福岡戦(愛知・豊田市運動公園陸上競技場)を「ブラジルDay」として行い、試合前と試合後に豊田市内在住を中心とした在留ブラジル人の子ども32人と交流した。 クラブがホームタウンとする豊田市には、多くのブラジル人が居住することから、今季のグランパスU―18は「SDGsアカデミー在留ブラジルキッズプロジェクト」と題して、相互理解による住みよい社会の実現のために、何ができるか考える取り組みをしてきた。今回は集大成として、ホーム最終戦でイベントを企画した。
試合では、選手がブラジル人の子どもたちと手をつないで入場。試合後は、ブラジル料理を食べながら会話し、食事後は玉入れや障害物競走、ミニサッカーで交流した。 日程調整やプログラム編成、イベントとしてできることの確認など、全体の調整役を務めたMF野村勇仁(2年)は「ブラジル人の子どもたちも自分たちも楽しめた」と振り返り「自分たちが知らないことを知れたし、試合を見てもらって楽しんでもらった。こういう取り組みを続けていければ」と語った。
中日スポーツ