【中四国・九州沖縄在住者に聞いた】地元民しか読めないと思う「北海道の一級河川」ランキング! 2位は「鵡川(むかわ)」、1位は?
北海道には数々の一級河川があります。そんな北海道の名称には独特な読み方をするものも多いため、初見では読めないという人もいるのではないでしょうか。 【画像:ランキング13位~1位を見る】 そこで、ねとらぼでは、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、中四国・九州沖縄地方在住の男女を対象に「地元民しか読めないと思う北海道の一級河川」というテーマでアンケート調査を実施しました。 多くの中四国・九州沖縄在住者から「地元民しか読めない」と思われているのは、どの一級河川だったのでしょうか。さっそくランキングを見ていきましょう!
●第2位:鵡川(むかわ)
第2位は、得票率15.5%の「鵡川(むかわ)」でした。 鵡川は、日高山脈北部の狩振岳を源流とする一級河川です。途中でパンケシュル川や双珠別川などと合流し、鵡川町から太平洋に注いでいます。流域では以前から稲作が行われていて、現在は道内屈指の稲作地帯として発展。また、シシャモやサケが数多く遡上する「豊漁の川」としても知られています。 鵡川の由来には、アイヌ語の「ムッカ・ペッ(ふさがる川)」に由来しているという説や、「ムカ(水の湧く)」に由来している説など、諸説あるようです。
●第1位:後志利別川(しりべしとしべつがわ)
第1位は、得票率45.9%の「後志利別川(しりべしとしべつがわ)」でした。 後志利別川は、長万部岳を源流とする、道南で唯一の一級河川です。途中でオチャラッペ川や利別目名川などと合流し、瀬棚町から日本海に注いでいます。流域では、先土器時代の美利河遺跡やアイヌ文化の遺跡が発見されるなど、古くからサケの漁場として人々の生活を支えてきました。現在、流域では米やジャガイモなどの農産物が栽培されているほか、国土交通省が毎年認定する「清流日本一」に1987年から2006年の間に10回選ばれた川としても知られています。 「後志利別川」の由来には、アイヌ語の「Tu・shi・pet(山の走り根・大きい・川)」「Tush・pet(綱・川)」に由来するなど諸説あるようですが、どれも推定の域を出ないと考えられています。
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