【有馬記念】ローシャムパーク 好時計 マーカンドも称賛「自分の仕事が分かっている」
「有馬記念・G1」(22日、中山) BCターフ2着のローシャムパークが12日、初コンビとなるマーカンドが騎乗し、サンダーアラート(3歳2勝クラス)と併せた。2馬身追い掛け、向正面では首を上げ下げする場面はあったものの、すぐに折り合いはぴたりとついた。 直線は外から合わせる形で仕掛けられて併入した。7F94秒3-36秒2-11秒5。6Fは79秒6と80秒を切る好時計を出した。鞍上は「体、ストライドが大きくてすごくいい馬。前半もリラックスしていて、後半は抜きにかかっていくし、自分の仕事が分かっている」と上機嫌に話した。 田中博師は「乗り難しさがあるところと、課題である一気にスイッチが入るところを確認してもらった。その上で負荷をかけられて良かった」と調教の意図を説明。「残る1週間でいろいろと考えていきたい」と、さらなる上積みを求めていく考えを示した。