大阪府・吉村知事が定例会見7月1日(全文1)大阪コロナ重症センター創設へ
新型コロナウイルス助け合い基金の現状
まず新型コロナの入院患者を受け入れてくださった医療機関ですが、そこで、これまでは5日以上勤務された方ということを要件にしていましたが、5日の要件を外してまいります。新規としまして、その新型コロナを受けた医療機関で直接コロナの患者さんと接していないお医者さんです。 レッドゾーンがあるんですけれども、レッドゾーンといわゆる隣接する場所で業務を行った医療職の方、この方、いわゆる後方支援をされている場合が多いですから、そういった医療職の方。それから疑似症の方の業務を行った医療職の方、それから臨床の検査を行った方、臨床の検査技師さんですね。そして、その病棟で、コロナ患者を受け入れた病棟で清掃、掃除であったりあるいはリネンの交換であったり配膳業務に従事した方を新しく対象にしていきます。 それから重点病院として、十三市民病院と阪和第二病院についてはコロナ専門病院として、まさにコロナの患者さんだけを今、受け入れている状況ですから、ここの方についてはバックヤードも含めてそこに勤務をされている方はもう全員です。そして、帰国者・接触者外来、これは検査をしてくれているところですけれども、そこで検査そのものはしてないけども、検査業務のいわゆる補助に当たった方、受付業務をされている方を対象にしてまいります。 それから宿泊施設においても、これまでは直接担当した職員とか、車の送迎をした方にしていますが、清掃とかリネンを担当した方も、あるいは配膳業務に従事した方も対象にしてまいります。そして最後に救急隊員についてです。保健所等からの要請で実際にコロナの患者さん、あるいはコロナの疑似症の方を救急搬送した救急隊員にも贈呈をさせていただきたいと思います。
高体連、高野連、中体連主催の67競技を支援
金額ですけども、新規拡充する医療職の方については5万円、そしてその他のいわゆる医療関係じゃないその他の業務従事者の方、リネンを交換したり清掃をしたりだとか、あるいは補助をされたスタッフだったり、あるいは救急隊員の方もそうですけど、その方については3万円の贈呈をさせていただきたい。贈呈の方法については第1次贈呈と同じで、クオカードを渡して、その感謝の気持ちをお伝えしたいというふうに思っています。 引き続いて、全国大会中止に伴う大阪大会の、中高生のいわゆる大会を支える、感染症対策をしながら最後の発表の場を作っていくと、これを大阪府としても支えていきたいと思います。インターハイ等が中止になったために、全国大会はなくなりましたが、せめて大阪だけでも地元大会をやっていこうと、それに対する支援です。生徒がこれまでコロナで今こういう状況になってきていますけど、積み上げてきたものを最後発表できる場というのを、その舞台を整えていきたいと思います。 そのときに、対象としては高体連、これはインターハイですね。そして高野連、大阪の高野連。そして大阪の中学校の体育連盟、中体連が主催します67の競技について支援をしていきます。支援の中身としたら、消毒剤、噴霧器、手袋、非接触の体温計等、さまざま感染防止対策のための必要な備品の支援、それから会場の確保費用、そういったものを予算化して支えていきたいと思います。 府民の皆さんの生活、安全を守る、経済のセーフティネットをつくっていくというところですが、これにつきましてはこれまでやっている緊急小口資金、これが非常に申請が多い状況です。もともと7月末でしたけども、9月末まで期限を延期いたします。それから児童相談所です。子ども家庭センターについて虐待リスクも高まっていると思いますので、その配置をそれぞれの児童相談所に追加をしていきます。 そして学習指導、どうしても休校が続いていますから、限られた時間で授業を実施していかなければなりません。ですので、生徒に対して学習面からフォローしていこうということで、学習支援員を、府立学校150校全てに配置をしていきます。市町村立学校については市町村の学校現場の実態に応じた配置をしてまいります。同じくスクール・サポート・スタッフ、これも学校関係ですけれども、教師も非常に過重労働の状況になりますから、その教師の事務作業を支援するという、そのためのスクール・サポート・スタッフも配置をしていきます。 【書き起こし】大阪府・吉村知事が定例会見7月1日 全文2に続く