田村淳さんが「虫垂炎」で緊急手術 前兆や初期症状、早期発見するには? 医師が解説
虫垂炎になりやすい人・予防の方法
虫垂炎は1000人に1~1.5人の割合で発生し、男女差は少ないとされています。10~20歳代に多いですが、小児や高齢者でも発症することはあります。特に小児では虫垂壁が薄いことや大網の発達が未熟なため重症例が比較的多いです。 予防法ははっきりとしていません。また、発症から治療開始までの時間が48時間以上経過すると40%~70%以上が穿孔しているとの報告もあり、虫垂炎が疑われるような右下腹部痛がある場合、速やかに医療機関を受診するようにしてください。
【この記事の監修医師】 大坂 貴史 先生(医師) 京都府立医科大学卒業。京都府立医科大学大学院医学研究科修了。現在は綾部市立病院 内分泌・糖尿病内科部長、京都府立医科大学大学院医学研究科 内分泌・糖尿病・代謝内科学講座 客員講師を務める。医学博士。日本内科学会総合内科専門医、日本糖尿病学会糖尿病専門医。
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