稼ぎがいいのは? マンチェスター・ユナイテッドの最新年俸ランキング1~10位。最も高額なのは?
7位:ハリー・マグワイア(イングランド代表)
生年月日:1993年3月5日 推定年俸:1160万ユーロ(約18億5600万円) 昨季リーグ戦成績:22試合2ゴール3アシスト ランキング7位には、イングランド代表DFのハリー・マグワイアがランクインした。同選手の推定年俸は1160万ユーロ(約18億5600万円)となっている。 2019年にレスターからDFとしてはクラブ史上最高額となる8700万ユーロ(約139億円)の移籍金で“赤い悪魔”の一員となったマグワイアは、加入初年度からリーグ戦全試合にフル出場。しかし、トランジション不足やイージーミスが目立ち、エリック・テン・ハフがマンチェスター・ユナイテッドの監督に就任すると、出場機会が激減。22/23シーズンのリーグ戦でのプレータイムは800分にすら満たなかった。 昨季もセンターバック(CB)での序列は低かったマグワイアだったが、守備陣に怪我人が続出したこともありスタメンへと返り咲き、持ち前の強靭なフィジカルでディフェンスラインを統率。11月度のプレミアリーグ月間最優秀選手にも輝いた。ただ、怪我による離脱などもありリーグ戦の出場は22試合に留まっている。 そんなマグワイアだが、ユナイテッドとの現行の契約は残りあと1年となっている。昨季は一時期高いパフォーマンスを見せたものの、テン・ハフ監督が志向するサッカーと同選手のプレースタイルはマッチしておらず、クラブは今季もマタイス・デ・リフトやレニー・ヨロなどディフェンス陣を補強している。この先、マグワイアは契約延長を勝ち取ることが出来るだろうか。
6位:マタイス・デ・リフト(オランダ代表)
生年月日:1999年8月12日 推定年俸:1190万ユーロ(約19億400万円) 昨季リーグ戦成績:22試合2ゴール0アシスト 今季新たにマンチェスター・ユナイテッドに加入したマタイス・デ・リフトがランキング6位に入った。バイエルン・ミュンヘンから移籍金4500万ユーロ(約72億円)で加入した守備職人の推定年俸は、1190万ユーロ(約19億400万円)となっている。 アヤックスでクラブ史上最年少となる19歳でキャプテンに就任したデ・リフトは、18/19シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の快進撃もあり、大注目の新星センターバック(CB)に。翌シーズンに加入したユベントス、2022年に加入したバイエルンとビッグクラブを渡り歩き、今季ユナイテッドへ加入することになった。 クラブ内6位の高年俸となっているデ・リフトだが、同1600万ユーロ(約25億6000万円)だったバイエルン時代からは大きく減少している。移籍金も市場価値の6500万ユーロ(約104億円)から大きく減少した4500万ユーロとなっており、早急にバックス陣を整備したかったユナイテッドとしてはリーズナブルな買い物ができたといえそうだ。 デ・リフトは早くもリーグ戦3試合に出場。第3節リバプール戦では先発出場も果たした。戦術理解度を深めていくのは代表ウィークが終わってからになるだろうが、同選手がフィットすれば、クラブにとって間違いなく大きな戦力となるだろう。