自分に合うのはどれ? 6つの断続的断食を栄養士が解説!
・イート・ストップ・イート・ダイエット このダイエットは基本的に5:2ダイエットの種類の一つと言えそう。「普段は好きなものを食べられますが、1~2日間はカロリーゼロの飲み物だけを摂取して完全に断食します」とガンズさんは説明している。 ただしコーディングさんは、このアプローチが好きではないという。「丸一日、摂取カロリーをゼロにするのは賛成できません」と彼女は話す。 ・オルタネート・デイ・ファスティング 一日は普通に食べ、翌日はカロリーを制限するダイエットです、とコーディングさん。断食の日は、完全に絶食するか、摂取カロリーを500kcalまでに制限するか、どちらかを選ぶことができます、と彼女は補足する。 「これは意外と実践しにくい方法です。また食べ過ぎたりと食べなさすぎたり、極端な食べ方につながる恐れがあります。断食しない日に、必要以上に食べてしまう傾向があります」 従来のカロリーをカットする方法に比べて、このダイエットで体重が減るという研究結果もないのだそう。 ・ウォリアーダイエット 少しユニークなアプローチの断続的断食であるウォリアーダイエット。「一日を通して生の果物や野菜を少量ずつ食べて、夕方の4時間の枠内には好きなものを好きなだけ食べられます」とガンズさんは説明する。このダイエットはフィットネスとヘルス系のライターであるオリ・ホフメクラーさんによって開発された方法で、未加工のオーガニック食品を食べることに焦点を当てている。 この食事プランも好きではないというコーディングさん。「日中に十分なたんぱく質を摂取できていないと、食欲が増すからです。ようやく食事を食べるというタイミングで、普段よりはるかに多い量を食べてしまう恐れがあります。これは代謝の健康に役立ちません」と彼女は話す。
断続的断食のスケジュールの選び方
断続的断食に興味がある場合は、16時間か14時間、または12時間の断食ダイエットを試してみるようコーディングさんはアドバイス。「一日のスケジュールのなかで、自然にもっとも空腹になる時間を意識してみてください」と彼女は話す。「自分にとって理想的な食事の時間枠を見つけるヒントになるでしょう」 さらに彼女は、自分の運動習慣を考えて運動後適切にエネルギーを補給するようリコメンド。そして最後に、自分の生活スタイルを考慮しよう。「断続的断食プランがより柔軟であればあるほど、続けられる可能性が高くなります」とガンズさんは話す。「自分の生活スタイルに合うものを選ばなければなりません。そうでないと、失敗する可能性が高くなります」