“グルメ通”の地元記者だけが知る!本当は教えたくない名店【東北編】
ご当地三大ラーメン「郡山ブラック」漆黒はコクの証 /福島
福島で地元記者がおすすめするのは「喜多方」「白河」に次ぐ、県のご当地三大ラーメンの「郡山ブラック」。見た目ほどしょっぱくなく、深いコクにハマる人が続出。郡山を訪れたらぜひ味わってほしい一杯だ。 創業は明治元年。変わらぬ味を提供している「ますや本店」。一日に約200杯の「郡山ブラック」を提供している。 インパクト大の漆黒のスープ。この店ではチャーシューを煮込んだ「醤油だれ」と「豚ガラスープ」を一つの寸胴で合わせる代々受け継いだ製法にこだわる。 代表の柴原久男さんは「どんぶりで合わせるよりも、寸胴で合わせた方がコクはでる。どんどん味が詰まっていって、味が濃くなるし、醤油の色も水が蒸発するので黒いスープになる」と話す。 文化庁が地域に根付く食文化を広くPRしようと、2021年から始めた「100年フード」 。明治・大正に生み出された食文化から選ばれる「近代」部門に、福島県から新たに認定されたのが、「郡山ブラック」だ。 現在、郡山市内で「郡山ブラック」を提供しているのは約25店舗。柴原さんは「5年後、10年後、200年後まで続ける決意で、ぜひとも切磋琢磨してやっていきたい」と語った。 (福島テレビ) 《ますや本店》 住所:福島県郡山市台新1丁目
【番外編スイーツ】古民家カフェでもちスイーツを堪能 /岩手
岩手で地元記者おすすめのスイーツもご紹介。休業していた一関市の古民家カフェ「栗駒茶屋」が、4月20日から今シーズンの営業を再開した。 新商品のスイーツも登場し地元一関の餅文化を発信している「栗駒茶屋」では、和スイーツを堪能しながら歴史ある空間でゆったりとくつろげる。 栗駒茶屋は、80年ほど前に建てられた旅館を改装しているカフェで、一関市のもち文化を広く知ってもらおうと様々なスイーツを提供している。 冬の休業期間を経て、今シーズンの営業の再開と同時に新商品が登場。 新たに登場したのはサクサクのパイであんこと餅を包んだ「もちパイ」(1個300円・税込み)。 中の餅は冷めてもかたくなりにくくもちもちで、あんことパイ生地とが絶妙なコンビネーション。 そしてさくらあんやいちごあんの上にマスカルポーネチーズとイチゴをのせただんご「苺一会」(2本で700円・3本で1000円 いずれも税込み)。 いちごあんの甘さと、いちごそのものの爽やかな酸味が良いバランスだ。 運営会社のイーハトーブ東北・松本数馬社長は「伝統的な味は大切にしながらも、見せ方やで味でチャレンジすることで、一関のもち文化がますます発展すると考えている」と話す。 栗駒茶屋では、渓流くだりに見立てた舟に糸切りだんごを盛り付け豪華にトッピングした「義経千本桜だんご」や、暑くなるこれからの季節にぴったりの県産の牛乳を使ったまるで粉雪のようなかき氷「一ノ関雪氷」も人気だ。 栗駒茶屋は10月末まで営業する予定だ。 ※季節によって商品が変更になる場合あり。 (岩手めんこいテレビ) ※2024年5月時点の情報です。
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