「スマホ依存」から抜け出すには?試す価値のある4つの方法を解説
現代を生きる人には欠かせない「スマートフォン」。生活を豊かにしてくれる便利な機能もたくさんありますが、なかにはSNSやゲームなどの中毒性の高いものも。 【写真】スマホ依存症から抜け出したい人必見!今日からできる効果的な対策 今回は「スマホ依存症」の自覚がある人必見、意外と効果のある4つの対策をご紹介!
スマホ画面をグレースケール(白黒)に変える
カジノと同じように、スマートフォンは鮮やかな色でユーザーの気を引き、「決して離すまい」という衝動を喚起させます。 NPOの「Center for Humane Technology」の研究によれば、これらの強烈な色彩は人間の脳に暖かみや気持ちよさを感じさせ、その報酬系(「 快感」を感じさせる脳内システム)を活性化させると言います(カラーテレビが大ヒットした理由の1つでもあります)。ですが、ここでグレースケールモードを使えば、この強化を止めることができるとのこと。 App Storeでまもなくリリースされる「Go Gray」というアプリは、画面をカラーから白黒に変えることについて、「お気に入りのデザートを、嫌いな野菜に変えるようなもの」とさえ表現しています。このアプリでは、ユーザーが指定した一定時間、スマホ画面を白黒に変えることができ、仕事から帰宅した後に無意識にインスタグラムをスクロールし続けてしまうような人には最適と言えます。 とは言え、このアプリを待たずとも、端末のカラー設定を変えることで時間の浪費を防ぐことはできるでしょう…。
使用頻度が最も多いアプリを削除する
モバイルアプリは、ユーザーができるだけ長く使用するよう開発されています。ほとんどのアプリは、コンテンツを「無料」で提供するために広告を配信しているため、ユーザーを夢中にさせることには金銭的インセンティブがあるのです。無駄な使用を控えるためにはアプリを削除して、そのアプリのブラウザ版を使うのがオススメとなります。 アプリ開発者は、自分たちのプログラムを中毒性のあるものにするために、あらゆる手を尽くしています。例えば、ツイッターのアプリを開いて画面を下にスワイプすると、新たなコンテンツがダウンロード中であることを示すマークが出てきます。この歯車のマークが出た後は、興味深い最新コンテンツが表示されることもありますが、目新しいものが全くないこともあります。また、新たなコンテンツがあっても、興味を引かないこともあるでしょう。 これは「変率強化スケジュール(variable ratio schedule)」と呼ばれる概念に基づく仕組みで、カジノのスロットマシンでも使われています。スロットマシンの場合、レバーを下げると小さな当たりが出るときもあれば、何も得られないときもあり、大当たりすることもあります。プレイヤーにはいつ当たりが出るかのパターンはわかりませんから、繰り返し遊んでしまうわけです。ツイッターの場合も、この一例に過ぎません。