寝苦しい……「睡眠の質」上げるには? 低下で心筋梗塞リスク、“仕事のミス”増加も 寝だめは NG?【#みんなのギモン】
■推奨されている年代別の睡眠時間
菅原解説委員 「では、睡眠時間は何時間くらいとればいいのでしょうか? 厚労省の同ガイドによると、成人は 6 時間以上、小学生は 9~12 時間、中高生は 8~10 時間を推奨しています」 「一方、高齢者は睡眠時間が長すぎると逆に健康リスクとなるそうです。そのため、寝床にいる時間が8時間以上にならないようにとされています」 鈴江アナウンサー 「年代によって睡眠のとり方、時間が随分違います。最近の子どもたちって本当に忙しいので、私の子どもも小学生ですけど、9 時間は頑張ってもとれないですね」 森圭介アナウンサー 「とれないとれない。平日は無理ですね」 鈴江アナウンサー 「睡眠時間が少ないことの影響も気になりますよね」
■半数以上が「梅雨時期に不調を感じる」
菅原解説委員 「関東ではまだですが、九州や四国などは梅雨入りしました。梅雨時期の睡眠などについて、化学メーカーの日本ゼオンが男女約 1000 人に対し、5 月下旬に行ったアンケート調査があります」 「『毎年梅雨時期に不調を感じますか?』という問いに、『とても感じる』『少し感じる』と答えた人が、合わせて半数以上の 54%いました」
■梅雨時期の不調、22.9%が「睡眠」
菅原解説委員 「この方たちに、どんな症状があるのか聞きました。1 位は『やる気の低下』(58%)で、『気分の落ち込み』(48.5%)、『頭痛・頭が重い』(34.3%)、『だるさ』(32.3%)、『疲れやすい・疲れが取れにくい』(24.3%)と続きました」 「6位は『睡眠の質の低下』で、5人に1人ほどの22.9%の人が感じていました」 森アナウンサー 「『睡眠の質』という言葉を最近よく聞きますよね。恥ずかしいですが、自分の睡眠の質が高いか低いかよく分かっていないです」 斎藤キャスター 「難しいですよね。僕は高いと思っています」 鈴江アナウンサー 「低いと思います」 刈川キャスター 「低いと思います」 森アナウンサー 「自分の睡眠の質がどうなのか、誰かに判定してほしいんですよね」 菅原解説委員 「目が覚めた時に『疲れが取れたな』と感じるかどうかがポイントだそうです」