まさかの人気低迷? J2観客数アップ率ランキング11~20位。最下位は横浜FC…。昨季から大幅減
17位:栃木SC
本拠地:カンセキスタジアムとちぎ 収容可能人数:2万4670人 2023シーズン1試合平均:5834人 2024シーズン1試合平均:5454人 前年比:93.49% 栃木SCは、2023シーズンの1試合平均観客数が5834人だった。今シーズンはここまで5454人で、前年比は93.49%である。 今シーズンの栃木は、ホーム開幕戦のモンテディオ山形戦で8592人がカンセキスタジアムとちぎを訪れた。しかし、その後はこれを上回る観客数を記録していない。第6節からはホームで3試合続けて3000人台と振るわず、平均観客数を下げてしまった。 それでも、第16節のベガルタ仙台戦では7034人が来場し、第19節以降は3試合連続で6000人を超えており、平均観客数は増加傾向にある。 昨シーズンの栃木は、残留争いがあったシーズン終盤に多くのファンがスタジアムにきており、ホームゲームラスト2試合で1万人超えを記録している。今シーズンは第25節終了時点で18位に沈んでおり、残留に向けて再びファンの後押しが求められるかもしれない。 ただ、シーズンの終盤に残留を争っている事態はクラブにとってもファンにとっても避けたいところ。それまでに結果を残して残留の安全圏に入って、穏やかな気持ちでファンとともにシーズン終盤を迎えることができれば理想的だ。
16位:ザスパ群馬
本拠地:正田醤油スタジアム群馬 収容可能人数:1万5190人 2023シーズン1試合平均:4121人 2024シーズン1試合平均:3979人 前年比:96.55% ザスパ群馬は、2023シーズンの1試合平均観客数が4121人だったのに対して、今シーズンは3979人となっており、前年比96.55%にとどまっている。 昨シーズンのJ2リーグを11位で終えた群馬は、今シーズンのほとんどを最下位として過ごしている。第11節以降は最下位を抜け出せておらず、ファンの応援にも熱が入らない様子だ。第8節の大分トリニータ戦は平日開催だったとはいえ、観客数がわずか1255人で、コロナ禍による入場制限期間を除けば、クラブ史上J2で最少の入場者数を記録してしまった。 今シーズン最も多くの観客が入ったのは第25節のヴァンフォーレ甲府戦で、1万1271人が正田醤油スタジアム群馬を訪れた。ただ、この北関東ダービーは昨シーズンも1万人を超える観客が入ったカードであり、この盛り上がりは想定の範囲内と言えるだろう。 群馬は今シーズンのリーグ戦でホームでの勝利がない。19位に大差をつけられて最下位に低迷する厳しい状況なだけに、客足が遠のくのも無理はないかもしれない。それでも応援を続けてくれるファンのためにも、まずはホームでの初勝利を挙げたいところだ。