「血液サラサラ」のために習慣化したいこと4つ。じつは歯磨きも効果的
4:「質のよい睡眠」で血管・血液をメンテナンス
睡眠時間が短い、眠りが浅いなどの睡眠の質が悪い状態が続くと、血液中に老廃物がたまり、血液がドロドロに。 質のよい睡眠をとることで、血管・血液をメンテナンスされます。 睡眠には、ほかにもさまざまなメリットがあります。まず、自律神経のバランスが整い免疫力が向上します。また、脳内の老廃物が排出されたり、成長ホルモンが脂肪の燃焼やアンチエイジングを促進したりします。さらに、メラトニンの分泌が促されがんや老化を抑制します。 質のよい睡眠をとるためには、就寝、起床の時間をなるべく一定にすることが重要です。休日に寝だめするのは避け、平日も休日も同じ時間に就寝、起床するように心がけましょう。起床時にカーテンを開けて日光を浴びるようにすると、体内時計がリセットされ、スッキリと気持ちよく起きることができます。 眠る環境を整えることも大切です。スマートフォンやパソコンのブルーライトには覚醒作用があるので、就寝前はできるだけ見ないようにしましょう。寝具は清潔に保ち、自分の体に合った枕などを選ぶことも重要です。 また、食事やカフェイン、アルコールの摂取は就寝3時間前までにすませましょう。寝る前のコーヒーをホットミルクに替えるなど配慮することによって、睡眠の質が変わります。
入浴中にできる血流改善マッサージ
血管をいたわり、血液をきれいにする簡単なマッサージを紹介します。まず、入浴中にできるマッサージです。お風呂に入りじっくり体を温めて、全身がリラックスしたら「第二の心臓」であるふくらはぎから、マッサージをスタートしましょう。 体を温めながらふくらはぎを刺激することで血流が促進します。 次に「手のひらもみ」や「爪もみ」を行います。じつは毛細血管の7割は手足に集中していて、手のひらや指先にも広がっています。力をかけずに丁寧にもみほぐすことで、体のすみずみまで血流がよくなります。 マッサージをする際に気をつけなくてはならないのは、力を入れすぎないこと。痛気持ちいい程度にとどめてください。お湯につかって皮膚がやわらかくなっているので、強くこすりすぎたり、爪を立てて傷つけないよう注意しましょう。