臼井麗香の初優勝に刺激を受けた小祝さくら! 5打差大逆転優勝を生んだ"笑顔満開の1週間"を写真で振り返る【画像28点】
ツアー2戦目の明治安田レディスで鈴木愛にプレーオフで惜敗した小祝さくらが同5戦目のヤマハレディスオープン葛城でツアー通算10勝目を挙げた。最終日トップと5打差でスタートした小祝の大逆転劇を写真で振り返る。 小祝さくらの満開笑顔と好調ショット【画像28点】
一週前のアクサレディスで初優勝した臼井麗香に続き、黄金世代の同級生がヤマハレディスでツアー通算10勝目を挙げた。 「先週、麗香ちゃんが初優勝を挙げて、同級生としてすごく嬉しかったですし、自分も頑張ろうと思えました」 臼井との思い出も振り返った。 「カラオケに行ったときに、昭和のダンスみたいなのを踊ってくれて、それを見るのが楽しみなんです」
臼井の優勝の翌週は小祝が主役だった。 初日に6アンダーでトップに立ちながら、2日目にスコアをひとつ落とし、最終日は10アンダーでトップの竹田麗央を5打差を追う展開。首位を逆転するのは容易ではなかったが、主役の座は奪わせなかった 「17番のボードで(トップが)並んでいるのを見たので、その時から……」 優勝を意識したという小祝。しかし、3年前のこの18番パー5でOBを打ってしまった“トラウマ”があった。 「今日(最終日)ティーショットがしっくり来ていないところもあって、ちょっと(ボールが)つかまってしまって左ラフでした。ライもあまりよくないなか、すごいいい2打目を打てて、そこも優勝につながったなと思います」 ティーショットの"トラウマ"を克服した2打目を3番ウッドでグリーン花道まで運び、そこからアプローチで約1メートルに寄せてバーディを奪い、この1打が優勝を決めた。
小祝は最終日5アンダーを目標に設定していた。 「優勝の現実味はぜんぜんなくスタートしました。(竹田)麗央ちゃんがトップにいて伸ばしてくるんじゃないかと思っていたので、自分は5打以上伸ばさないとと思っていました。このコースで7アンダーとか出すのは難しいので、5アンダーを目標にやっていました」 4月15日に26歳になる小祝は大会後の4月2日に20歳の誕生日を迎える竹田の6歳先輩だが、2人は大の仲良し。 練習ラウンドをともにする関係で、ダイキンオーキッドレディスなど、前夜祭の記念撮影では仲良く並んで2ショットを撮ることも(写真)。 「明後日(竹田の誕生日)、野球を観に行きます。それをずっと楽しみに頑張ったので……。みんなで野球を練習する日で、麗央ちゃんの誕生日を買って用意してます」