原英莉花がエースキャディーとの“タッグ解消”を認める 「話し合って今季いっぱいは離れることに」
「今季の成績不振が理由ではない」
◆国内女子プロゴルフ<ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ 5月2~5日 茨城ゴルフ倶楽部 東コース(茨城県) 6665ヤード・パー72> 【写真】師匠・ジャンボ尾崎“77歳”バースデーを愛弟子・原英莉花&佐久間朱莉&小林夢果が満面の笑みで祝福
ツアー5勝の原英莉花が、エースキャディーの塚本岳氏と「今季いっぱいは離れることを決めた」ことを明かした。 今季開幕戦の「ダイキンオーキッドレディス」では2人で試合に挑む姿が確認されていたが、2戦目の「明治安田レディス ヨコハマタイヤゴルフトーナメント」以降は、塚本キャディーが原のバッグをかつぐ姿は確認されていなかった。
30日のワールドレディスサロンパスカップの練習後、そのことについて原本人に話を聞くと、理由を教えてくれた。 「長らく一緒にツアーを戦ってきて優勝も経験したわけなので、色々と話したうえでの結果です。オフの間も話し合いはしていたのですが、とりあえず今年いっぱいは、離れるのは決まっています。離れたのは開幕戦以降です。今年の私の成績がよくないからという理由ではなく、ゴルフや試合以外の部分で色々と考えることが多くなりすぎて、抱えることが大きくなったからです」 ちなみに原は通算5勝中4勝が塚本氏とのタッグ。今季の成績不振が2020年から組んだエースキャディーと離れた理由ではないというが、今はキャディー探しにひと苦労している様子だった。 とはいえ「前週までに決まらなかったらマネージャーさんに担いでもらったりしていて、色々と大変です」と最後は笑いとばしていた。 今季は予選落ちも多く上位フィニッシュがないだけに、今週開催のメジャーの「ワールドレディスサロンパスカップ」では結果を残したいところ。2020、23年の日本女子オープン、20年のJLPGAツアー選手権リコーカップに続く、メジャー3冠を狙いにいく。
原 英莉花(はら・えりか)
1999年2月15日生まれ、神奈川県出身。2018年プロテスト合格。“黄金世代”の一人として18年から早くもシード獲得し、翌19年には初優勝。20年には日本女子オープン、JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップと公式戦2冠を達成した。23年はヘルニア手術を乗り越え、日本女子オープンを2度目の制覇。NIPPON EXPRESSホールディングス所属。
キム・ミョンウ