【UFC】元DEEP王者ビクター・ヘンリーが痛恨の一本負け!柔術黒帯ジョーデインのギロチンにタップ
11月3日(日本時間)にカナダ・エドモントンで開催された総合格闘技イベント『UFC FIGHT NIGHT』バンタム級マッチにて、元DEEP王者でRIZINでも活躍したビクター・ヘンリー(37=米国)がシャルル・ジョーデイン(28=カナダ)に2R一本負け。柔術黒帯のジョーデインのギロチンチョークにタップし連勝を逃した。 【フォト&動画】ヘンリー、電光石火のギロチンチョークに苦悶タップ! ヘンリーは元DEEPバンタム級王者で、所英男、上田将勝、中島太一、大塚隆史、元谷友貴らを下しており、20年の『RIZIN.21』では金原正徳にも勝利している日本人キラー。22年からUFCに参戦し3勝1敗1無効試合と好調。今年4月には、日本のHERO’Sでも活躍したベテラン寝技師のハニ・ヤヒーラにTKO勝利したばかりだ。 対するジョーデインは柔術黒帯を持ちキャリア15勝で13フィニッシュ(8KO・5一本)と決定力が高い選手だ。昨年9月にはリカルド・ラモスをギロチンチョークで沈めたが、直近は2連敗。今回はフェザーからバンタムに階級を落としての試合だ。 試合は1R、フレームが一回り大きいジョーデインに対し、強い圧力でカーフキックで当てていくヘンリー。しかしジョーデインの一発が重たい打撃を被弾し、ダメージがあるか。ヘンリーはテイクダウンを奪いトップから攻める場面もあったが、スタンド打撃の手数ダメージで、ジョーデインが優位か。 2R、ヘンリーが圧力を強め前進。強引に距離を詰め、撃ち合いの展開に持ち込むも、ジョーデインが的確な打撃で返す。組んだ展開からヘンリーがジョーデインを倒しバックテイク。目まぐるしいスクランブル合戦から両者が立ち上がった刹那、左腕をヘンリー の首に巻いたジョーデインが電光石火のギロチンチョーク!スタンドからのギロチンにヘンリーは足をかけ倒すも、ジョーデインはギロチンを解かず、ヘンリーはあえなくタップし一本負け。 これに勝利すれば、次はランカーとの対戦が期待されただけに、なんとも悔しい敗北となった。 『UFC FIGHT NIGHT』 11月3日(日本時間)カナダ・エドモントン ▼バンタム級マッチ ○シャルル・ジョーデイン(カナダ) 一本 2R3分43秒 ※ギロチンチョーク ●ビクター・ヘンリー(37=米国)