ドバイG1で武豊騎手を背に2着に入ったマテラスカイ 10歳で急死 死因は結腸捻転
18年プロキオンS、20年クラスターCを制し、19年ドバイゴールデンシャヒーン(G1、ダート1200メートル)では武豊騎手とのコンビで2着と健闘したマテラスカイ(牡10、父スパイツタウン)が16日午前7時、結腸捻転のため死亡した。種牡馬としてけい養していたブリーダーズスタリオンステーション(株式会社サラブレッド・ブリーダーズ・クラブ)が17日、ホームページで発表した。 【写真】武豊騎手を背に、堂々とした振る舞いで歩くマテラスカイ 同馬は、22年から種牡馬として供用を開始し、この3シーズンで計357頭の繁殖牝馬と交配する人気種牡馬の1頭だった。 ホームページでは「マテラスカイの早世はあまりにも残念ではございますが、今後は本馬の傑出したスピードとスプリント能力を受け継いだ産駒たちに、彼の成しえなかった夢を託したいと思います。マテラスカイを弊社にお預けいただいた大野照旺様を始め、シンジケート会員の皆様、ご配合いただいた全ての馬主様、生産者様、そして応援していただいたファンの皆様に、心より感謝申し上げます」などとつづられている。 初年度産駒は来年デビューする。