【帝王賞】「元横綱稀勢の里」二所ノ関親方はセラフィックコール本命「僕は大一番では…」
帝王賞(Jpn1、ダート2000メートル、大井)のプレゼンターを務める大相撲の二所ノ関親方(元横綱・稀勢の里)がレース当日の26日、競馬中継番組にゲスト出演し、軽妙なトークと帝王賞の予想を披露した。 【写真】二所ノ関親方の本命馬セラフィックコール(右) 「(大井競馬場に来るのは)いや、それが初めてで。楽しみです。思った以上に施設が大きくて、園田競馬場で相撲部屋をやったことあるんですけど、それに比べると大きくて」と東京シティ競馬のスケールに圧倒された様子。 「馬がすごい好きで、出身が茨城というのもあって、同級生の父親が調教師で、中学校のときのG1レースはすべてビデオで見ました。(相撲に関係する馬名の馬をご存じですか?)わっかんないですね~。(デルマソトガケが)あーっ。あっはっはっは。(もし、自分が馬主になったらどのような馬名を?)冠名「キセ」の馬を。(将来は馬主?)どうでしょうね。それは、ね。(馬と人は?)結構、僕、騎手を見てしまって、レース終わったあとのガッツポーズだったり、ムチの打ち方も違ったり。(大一番に挑むときの心境は)僕は大一番、結構負けていたタイプなんですけど、優勝したときは無になっていたと思います。ベテランになればなるほど考えてしまうのですが、無になれたときは強かったです」と競馬について、ざっくばらんに語った。 帝王賞の本命馬にはセラフィックコールを指名。理由を問われると、「あの~、降りてきましたね。感覚でね、やっちゃうタイプなので。7というのも、7月生まれでいいのかな、と」と語り、競馬ファンと大相撲ファンに向けて「今日の大一番、みなさんケガなくやってほしいのが一番。大相撲も7月場所が始まるので、応援していただければと思います」とメッセージを送った。