愛着のある「大型家具」を手放した理由3つ。婚礼タンス、ダイニングセットから仏壇まで
仏壇の魂抜きをする日程や服装について
魂抜きとは、仏壇を処分したり動かしたりする前に行う法要のことです。日程や当日に必要なもの、お仏壇の飾り方や服装などについては、菩提寺と相談しながら進めました。 わが家は菩提寺とのおつき合いが続いていたのであまり迷いませんでしたが、不慣れだとか不安だとかいう場合は、まず親戚や友達に聞いてみるのもいいと思います。ちなみにうちの場合、親戚を含め全員が喪服かそれに準ずる服装でした。
仏壇の魂抜きにかかった費用
夫の実家にあった仏壇の魂抜きにかかった費用は、合わせて約12万円ほどでした。仏壇そのものの解体費用がないのは、あき家になった義実家を売却するときに、いっしょに処分してもらうことにしたからです。 ・お布施…50000円 ・お車代…0円(近所だったため) ・お膳料…5000円 ・仏壇へお供えするもの…5000円 ・仏花代…3000円(お仏壇とお墓、両方で) ・茶菓子や飲料代…3000円 ・お昼会食代…37000円(部屋代含む) ・お返し代…15000円 お供えしたものは親戚で分け合って、それぞれ持ち帰ってもらいました。
お布施・お車代・お膳料の決め方について
仏壇の魂抜きをしてもらう際は、菩提寺へお布施とお車代を渡すのが一般的で、お膳料(食事の代わりに準備するもの)を添えるのは珍しいかもしれません。お膳料をお渡ししたのは、魂抜きのあと親戚と一緒に食事をした席に、住職が来られなかったからです。法要の後で親戚と一緒に食事をしたのは、家や土地も処分するため、区切りのご挨拶をするためでした。 お布施の金額については、身近な人や、利用したことのある葬儀社に聞いて決めるのがおすすめです。また、仏壇を購入したお店で教えてくれる場合もあるそうです。
仏壇の処分の仕方について
魂抜きを行った後のお仏壇は、自治体のクリーンセンターへ持って行ったり、燃えるゴミとして処分したりしても問題ありません。また、お寺や仏壇店、葬儀社のなかにも、仏壇や位牌の処分を請け負ってくれるところがあるので、問い合わせてみてもいいでしょう。