愛着のある「大型家具」を手放した理由3つ。婚礼タンス、ダイニングセットから仏壇まで
(4) 食後、そのままくつろげる
食事が終わったらソファへ移動してくつろぐのも、メリハリとしてはいいのかもしれませんが、筆者は食後そのまますぐにくつろげる方がラクだと感じています。
(5) ルンバが一気に使いやすくなった
ダイニングテーブルと2脚の椅子を処分したことで、以前よりもルンバがかけやすくなりました。そのため自分の手で掃除機をかけなければならない場所が少なくなり、床掃除の手間がだいぶ少なくなりました。
処分に悩むときには“おためし期間”を設けるとよい
なにかを捨てるとなると、「本当に大丈夫かな?」と心配になることもあると思います。かくいう筆者も、果たしてリビングにダイニングテーブルがなくなっても大丈夫なのかわからなかったので、処分する前にダイニングセットを物置きに運び出して様子を見ることに。もし不便を感じたらその段階で元の状態に戻せばいいだけなのでリスクはありません。 数週間のおためし期間を設けてみて、わが家の場合ダイニングテーブルはなくても不便ではないことに気がつきました。困らないどころか、むしろメリットだらけ! 家づくりや模様替えをする際、固定概念に囚われる必要はまったくないのですね。 大きな家具を処分する、増やすなどの決断をする際には、自分のライフスタイルに必要なものかどうかを見極める猶予期間を設定するのがよさそうです。
義理の実家の仏壇を処分…準備の手順とは
大きな家具などを処分するのはとても労力がいるものです。今回は、50代60代の暮らしについて発信する整理収納アドバイザーの原田さよさんに、義理のご実家にある「大きな仏壇を処分」した体験談を聞きました。 わが家で同居を始めた義母は、それまで田舎の広い家でひとり暮らしをしていました。同居は納得していたものの、心配だったのはあき家になってしまった家と、そこに置かれたままの古い大きな仏壇のことでした。菩提寺(先祖の位牌を納めてあるお寺のこと)と夫の実家とは昔から濃いおつき合いがあり、なおさら気がかりだったのです。 その義理の実家が売れることが決まったので、いよいよ仏壇を処分するべく、魂抜き(宗旨・宗派によっては「閉眼供養」「性根抜き」ということもあります)をすることになりました。5年前のことですが、仏壇の魂抜きの段取りは今もさほど変わらないと思うので、当日の流れやかかった費用のことなどをまとめてみます。