愛着のある「大型家具」を手放した理由3つ。婚礼タンス、ダイニングセットから仏壇まで
処分したあとの罪悪感との向き合い方
あき家になった義実家は、何百年も長男が継いできた家でした。もし私が夫の実家で同居していれば、あのお仏壇は処分せずにすんだかもしれません。魂抜きのときに見た過去帳には、元和や寛永の文字があり、なんとも言えない申し訳ないような気持ちになりました。 でも、お仏壇の魂抜きを終えてからは、これでよかったのだと思えるようになりました。狭いわが家ですが、家にある小さい仏壇とともに、義母と夫と私とで平和に穏やかに暮らしていこうと。 もし、年末年始に帰省されることがあったら、実家や義実家にある仏壇の今後について話をしてみるのもいいのではないでしょうか。ちなみに私のほうの実家の仏壇は、タンスに乗せられるサイズなので、母がいる有料老人ホームの居室に置くことができました。 ぜひ、私の体験談が少しでも参考になることを願っています。
ESSEonline編集部