【フィギュア】〝りくりゅう〟4組が出場する全日本選手権に「感慨深い」5年前は1組のみ出場
フィギュアスケートの全日本選手権(20日開幕、大阪・東和薬品ラクタブドーム)に出場するペアの〝りくりゅう〟こと三浦璃来、木原龍一組(ともに木下グループ)は、後輩たちに背中で存在感を示す。 近年は世界の舞台で輝かしい結果を残してきたが、全日本選手権の舞台に立つのは5年ぶりとなる。5年前は〝りくりゅう〟のみの出場だったが、今大会は4組が出場予定。19日に会場で行われた公式練習に参加した三浦は「やっぱり公式練習を1組で練習したのを覚えていたので、すごい感慨深い」と声を弾ませた。 後輩たちは〝りくりゅう〟の背中を見てペアの世界へ足を踏み入れてきた。木原は「目標にしていただけるのは非常にうれしいが、まだまだ成長していかないといけない」。銀メダルを獲得した12月上旬のグランプリ(GP)ファイナル(フランス)後は拠点のカナダでなく、日本で調整。三浦が「数ではなくいい練習をするようにした」と明かすように、コンディションも意識しながら今大会に合わせてきた。 GPファイナルから短いスパンでの戦いとなるが「まずはケガをしないこと、自分たちらしい滑りをお見せできたら」と三浦。大阪の地で先輩の威厳を証明する。
東スポWEB