好待遇の巨人を蹴ってロッテ移籍の石川柊太(32)“元SKEリーダー妻(32)”が譲れなかった「意外な条件」
ソフトバンクから国内FA権を行使した石川柊太投手(32)。今オフの国内FA組の目玉で、残留を求めた古巣を含めて5球団が争奪戦を繰り広げたが、12月11日、ロッテが獲得を発表した。 【画像】昨年の12月9日に結婚式を挙げた2人。大場美奈は純白のドレスで抜群のプロポーションを披露 「獲得に名乗りを上げていたのはロッテの他、オリックス、巨人、ヤクルト。しかし、交渉が一巡した時点で石川サイドはヤクルトに断りの連絡を入れた。オリックスも脈無しと判断し、すぐさま広島からのメジャー移籍が暗礁に乗り上げていた九里亜蓮投手の獲得交渉に切り替えました。最後まで残ったのはロッテと巨人。巨人のほうが条件面は充実していたとみられ、それを差し置いてロッテ行きが決まったことに、球界では驚きが広がった」(スポーツ紙記者)
交渉の場に「よかったら奥さまも一緒に」
石川は、ロッテ本拠地のZOZOマリンスタジアムで通算7勝。今季だけでも3試合に登板して無失点と相性が良く、ロッテはその点をアピールしたとされる。だが、 「本当に決断のカギを握っていたのは、石川の妻で元SKE48のタレント・大場美奈(32)です」(球団関係者) SKE時代にはチームKⅡでリーダーを務めたこともある大場。石川とは昨年1月に結婚している。今回のFAにあたっては、最初の交渉相手だったオリックスから「よかったら奥さまも一緒に」と提案されたことから、各球団との交渉にも同席したことが報じられていた。
格式を重んじる巨人では、妻のタレント活動が受け入れられない
そんな大場には譲れない希望があった。 「『東京に戻ってタレント活動をやりたい』というものです。大場は結婚後、拠点を福岡に移しましたが、メディア露出が減り、ストレスを溜めていた。11月に『ジャンクSPORTS』(フジテレビ系)の“アスリート妻特集”で久々に全国区の番組に登場。『栄養管理はプロに任せて手料理は作らない』という珍エピソードを披露した際には生き生きとしていました」(テレビ局関係者) だが、格式を重んじる巨人では、選手の妻のタレント活動がなかなか受け入れられないという。 「たとえば、元モーニング娘。の石川梨華(39)。17年に西武のエースだった野上亮磨(現・巨人三軍投手コーチ)と結婚し、夫は同年オフにFAで巨人に移籍したのですが、夫の現役期間中は目立ったタレント活動をしませんでした。自由の利かない巨人では、大場のタレント活動もままならない。その点もロッテは寛容でした。それが決断の決め手となったそうです」(巨人OB) 尻に敷かれた夫は、FAでも自由が利かなかったようだ。
「週刊文春」編集部/週刊文春 2024年12月26日号